昨日1月29日、東京・下北沢駅前劇場にて「Munasawa King Live」シリーズの「しゃべるマンガ」が開催された。
「Munasawa King Live」はイベント会社スラッシュパイルとお笑いナタリーが送るお笑いライブシリーズ。本日30日までで計10本のお笑いライブを実施している。
今回のライブは、来週2月11日から自身のマンガ「ライフ・イズ・デッド」を原作にした映画が公開される古泉智浩が主催。「ギャグ漫画家大喜利バトル!!」に出演した際、普段ゆっくりと家でネタを考える自分に向いていないと思い、同じ大喜利でも説明や後付けをどんどん盛り込んでいきたいと考えて企画が生まれた。
出場者は古泉のほか、小田原ドラゴン、大橋裕之、河井克夫、ピョコタン、そして「オードリーのオールナイトニッポン」はじめ、さまざまなラジオ番組でハガキ職人として活躍しているミミズグチュグチュ。審査員は「『踊る!さんま御殿』で踊るヒット賞をもらったことを心の糧にしている」という歌人・枡野浩一が担当した。
ライブでは、小田原と古泉、大橋とミミズ、ピョコタンと河井が対戦。それぞれお題にしたがっていくつか回答を出し、各対戦ごとに枡野が優秀賞を決めた。大喜利ライブのイラスト回答とは異なり、彼らのイラストにはパッと見ではわからない深いストーリーが盛りだくさん。枡野も「味わい深い」を連発するほど、1コマの中に壮大な背景が埋め込まれていた。
冒頭、古泉と枡野のキャラやプライベートネタの濃密さに舌を巻いていた今立も、出場者たちの回答や枡野の解説に感心。出場者へのツッコミや合間のトークで観客と舞台をしっかりつなぎライブを大いに盛り上げた。
最後は3対戦の中から枡野が「枡野ヒット賞」として、「地獄絵図」を表現したミミズの作品を選定。録音して聴いているというラジオ番組「エレ片のコント太郎」で使っているラジオネームをそのままイラスト化したその作品に、枡野は「ある人には地獄でも、ある人には天国という深い作品」と高く評価し、ミミズも「エレ片聴いててよかった!」と喜んだ。古泉は終始笑いの絶えないライブとなったことに手応えを感じた様子。次回開催は未定となっているが、興味のある人はスラッシュパイルオフィシャルサイトを随時チェックしてみよう。
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