本作は2008年に発売され、各方面から高い評価を受けた長原の自伝小説「犬の首輪とコロッケと~セキとズイホウの30年~」(プラネットジアース)を自ら映画化したもの。昭和のディープスポット、大阪・生野区を舞台に、札付きのワルだった男が笑いの世界に飛び込んでいく物語だ。主人公のセイキを鎌苅健太が演じるほか、ちすん、中村昌也、宮下雄也(RUN&GUN)、松尾貴史、
監督が「前向きになれる映画だと思います」と語る本作。興味を持った人はぜひ劇場に足を運んでみよう。
なお、公開初日には本作のキャスト・スタッフによる舞台挨拶が決定。東京・シネマスクエアとうきゅうにて、1月28日(土)13時15分の回の上映後に、長原成樹監督のほか、鎌苅健太、ちすん、中村昌也、宮下雄也(RUN&GUN)、山口智充が登壇する。舞台挨拶付きチケットはチケットぴあのみでの販売となるので、希望者は早めに購入しよう。詳しくはオフィシャルサイトを確認のこと。
長原成樹監督コメント
──もともと小説で書かれていた自伝を映画にしようと思ったきっかけは?
吉本興業の大崎社長から「原作読んだら面白かった。映画にしないか?」と電話がかかってきたんです。自分も本を出した時点で「映像として残せたらな」という気持ちがあったので、うれしかったですね。
──どんなところを映像に残したかったですか?
生野区という特殊な街です。いまどきない街ですもん。電柱とか、めっちゃ低いんですよ? いまもそれで普通に生活してますから、こういう映像を残していきたいなと。やっぱり大阪はいいですよ。
──キャスティングでこだわった点は?
関西弁ですね。この映画は99パーセント、関西の人が出てます。ドラマとかに出てくる変な大阪弁ってイヤなんですよ。「方言指導ついてんのか?」って、気になって仕方ない。そこはリアリティを追求しました。
──撮影や編集時に気をつけたことは?
どつくときに「バシッ、バシッ」って、変な音を入れないこと(笑)。あれはどう考えても嘘くさいじゃないですか。
──撮影で一番苦労したことは?
日にちがなかったことです。9日間しかなかったんですよ。どう考えても無理ですよね(笑)。スタッフは日に日にやつれていくし……。でも事故がなくて本当によかったです。
──この作品を観た人にどんな気持ちになってもらいたいですか?
「前を向いて行こう」という気持ちになってくれたらいいですね。観終わったあとに「よし、俺も頑張ろう」って思ってくれたらうれしいです。前向きになれる映画だと思いますので、ぜひ観てください。
「犬の首輪とコロッケと」舞台挨拶
日時:2012年1月28日(土)13時15分の回上映後
場所:東京・シネマスクエアとうきゅう
登壇者(予定):長原成樹 / 鎌苅健太 / ちすん / 中村昌也 / 宮下雄也(RUN&GUN) / 山口智充
料金:2000円
チケット:チケットぴあ Pコード 559-326
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リンク
- 映画「犬の首輪とコロッケと」公式サイト
- 吉本興業株式会社
- 犬の首輪とコロッケと 公式ブログ: 「犬の首輪とコロッケと」 初日舞台あいさつ実施決定!
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