長原成樹監督映画プレミア試写会に鏡コロッケ登場

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本日1月10日、東京・TOKYO FM HALLにて、長原成樹の第一回監督映画「犬の首輪とコロッケと」プレミア試写会が行われた。

「犬の首輪とコロッケと」プレミア試写会に出席した長原成樹監督、宮下雄也、ちすん、鎌苅健太、中村昌也、山口智充(左から)。写真中央は、この日のためにキッチンジローが作った「鏡コロッケ」。

「犬の首輪とコロッケと」プレミア試写会に出席した長原成樹監督、宮下雄也、ちすん、鎌苅健太、中村昌也、山口智充(左から)。写真中央は、この日のためにキッチンジローが作った「鏡コロッケ」。

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本作は2008年に発売され、各方面から高い評価を受けた長原の自伝小説「犬の首輪とコロッケと~セキとズイホウの30年~」(プラネットジアース)を自ら映画化したもの。昭和のディープスポット、大阪・生野区を舞台に、札付きのワルだった男が笑いの世界に飛び込んでいく物語だ。主人公のセイキを鎌苅健太が演じるほか、ちすん、中村昌也、宮下雄也(RUN&GUN)、松尾貴史、山口智充らが出演。今田耕司も警官役として友情出演する。

本日の試写会には、長原監督のほか、主演の鎌苅健太、ちすん、中村昌也、山口智充、宮下雄也が出席。舞台挨拶で長原監督は、本作について「所々くさいシーンもありますが、事実です。恋愛とはなんぞや? 親子とはなんぞや? 仲間とはなんぞや? 在日とはなんぞや? というメッセージを込めました。見終わったあと、前を向いていける映画です。必ず満足させます!」と力強く宣言した。

出演者陣もそれぞれ一言ずつ作品についてコメント。主人公の父親役を演じた山口が、ときおり笑いを交えながら「ロケ地となった町(大阪市生野区)のみなさんが優しく、楽しい方がたくさんいらっしゃいました。本当に素敵な映画に出させていただいて誇りに思っています」と語ったほか、主演の鎌苅は「プレッシャーはありましたが、監督が全部包み込んでくれました。ありがたい経験をさせてもらいました」と監督に感謝した。

なお、本日の試写会には作品にちなんで、鏡餅ならぬ巨大な「鏡コロッケ」がステージに登場。この鏡コロッケを作ったキッチンジローの小林健一郎社長も登壇し、出演者陣と歓談した。

「犬の首輪とコロッケと」は、1月28日(土)より東京・シネマスクエアとうきゅうほかにて全国公開される。

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