明日から下北で必見の写真展 「キュートン in Paris」

明日1月17日から31日まで、東京・下北沢にあるCOWCOW山田よしのギャラリー「HIBOU HIBOU」にて、河村正和写真展 「キュートン in Paris」が開催される。

イラストや写真などアート分野でも才能を発揮しているよしは、昨年2011年10月にこのギャラリーを自らオープン。「アートの才能を持つ芸人のために発表の場を用意したい」ということで、これまで自分の初個展のほか、「もう中学生のラッキー♪になれる展覧会」「田中象雨×ピース又吉直樹『月光心猿』～書道家田中象雨が書く又吉直樹の世界～」などが行われてきた。

今回開催されるのは、吉本芸人たちの舞台から楽屋まで長年取り続けてきた河村正和カメラマンの写真展。よしと河村は長い付き合いである上、よしがカメラを始めたことをきっかけに新宿・ルミネtheよしもとにて不定期で行われているイベント「よしもと写真部」で舞台共演もしている。河村カメラマンと芸人たちとの深い仲を思わせる貴重写真の数々は、吉本興業運営の各劇場に置かれたオリジナル写真専用プリンター「カワムラくん」にて販売中。またこれまでキュートン、野性爆弾・川島、品川・よしもとプリンスシアター舞台、ルミネtheよしもと舞台の写真展なども開催してきた。

今回の写真展では、昨年2011年6月から7月にかけて「第12回 Japan Expo」のためフランス・パリを訪れたキュートンの秘蔵写真を一挙に展示。舞台上でフランス人から拍手喝采を浴びるキュートンをはじめ、観光を楽しむキュートンなど、合成かと思わせるほどコントなキュートンとパリのコラボ写真が盛りだくさんとなっている。

また、今週末1月22日（日）より月4回、同ギャラリーにてお笑いライブを実施。こけら落とし公演には「カウチックトーク in 下北沢ギャラリーHIBOU HIBOU」と題してCOWCOWの2人が登場する。定員は毎回24名で、チケットはチケットぴあにて発売されるが22日のチケットはすでに完売。今後の予定は、よしのブログ、HIBOU HIBOUのオフィシャルサイト、またはTwitterにて発表されるので、ぜひチェックしてみよう。なお、写真展は13時から20時まで。月曜は休館となっている。

COWCOWよし＆河村正和カメラマンインタビュー

――この写真展はどちらからの提案ですか？

よし：僕から「河村さん何かやりませんか？」と声をかけたのがきっかけです。

河村：最初は「くだらない写真展」というのをやりたかったので、それで考えてたんですが、このギャラリーを見たときにオシャレだったので「これはパリだろう」と。しかもHIBOU HIBOUってフランス語なんですよね。キュートンの写真もこれまで全然発表する場がなかったので、ぜひ、と。

よし：これらの写真が眠ってたのは本当に惜しくて。でもそういうものを世に発表できるのが嬉しいですね。一番今このギャラリーに合ってる写真展になると思います。

河村：ちゃんとパリの風景を撮った写真もあるんです。じゃないと、キュートンとパリが合成みたいで、「行ってないだろう」って言われるので（笑）。オシャレな建物かと思いきや、その下では椿鬼奴さんがタバコ吸ってて、それをしんじカメラマンが激写しようとしてたり。

――見所をお願いします。

河村：舞台上の写真は少なくて、それ以外のオフショットが多くなってます。あとはキュートンを見て笑ってるフランス人の写真や、僕が号泣してしまったEXPOの花道とか。ぜひ観ていただければと思います。

よし：河村さんは間違いのない「これだ」というのをいつも撮ってくれるんです。僕らのライブのポスターもそうですけど、1つ1つ作品になってるので、ぜひ見てほしいです。ほんとにキュートンの写真は嘘みたいなんですよね。

※記事初出時より、写真展の営業時間に変更がありました。