「43rd ANNIVERSARY AKINA NAKAMORI PHOTO EXHIBITION」は中森が昨年12月に開催したファンクラブイベントの様子を加賀が撮り下ろした写真の中から、選りすぐりの約50点を展示する写真展。中森が実際に着用した衣装の展示、オリジナルグッズの販売なども行われる。
撮影のオファーは中森本人からマネージャーにメールが送られてきたといい、加賀は「『中森明菜です。カメラマンお願いしたいです』というようなメールで、マネージャーは迷惑メールだと思ったらしくて、そんなわけないと開封せずに無視したらしいんです(笑)。でもちゃんと調べたら本当らしいということで……」とそのときの様子を回想。今日ここに来るまでドッキリなんじゃないかと疑っていたんですけど」と恐るおそる足を運んだのだと話した。
撮影を行うイベント当日に初めて中森と対面。「幻の存在、伝説だと思っていた人が僕のことを『翔ちゃん』って呼んでくれるんです。ちょっと夢のような1日でした」と興奮気味に振り返る。中森が自身に向けて笑顔を浮かべた1枚を今回の写真展のベストショットに選び、「レンズを見てるというより、僕を見てくれてるんですね。これが“伝説の明菜ちゃん“たる所以なんだなと思いました」と感激。また鏡越しに撮影した、中森と加賀がハグを交わすツーショットについて「僕の母親が明菜さんのことが大好きなので、この写真だけ写真展の前に送らせていただきました。どのお笑いの仕事でがんばるよりも喜んでくれました(笑)。鏡越しに撮らせてくださいとお願いしたら明菜さんのほうから『くっつこう』って言ってくださって……えー!って言いながら、とりあえず楽屋にいた偉い人の顔色だけは伺いました(笑)」と当時の状況を説明した。
最初は写真展ではなくファンクラブイベントのための写真だと思っていたそうで、イベント中は「1万枚くらいは撮った」と夢中でシャッターを切った。「正直、趣味の範疇で撮ってる部分もありました。『可愛い』と思って撮ってるだけの写真もあります(笑)」と純粋に自分の心が動いた瞬間を切り取っていったという。今回の仕事に対して、相方の賀屋がどんな反応を示したか問われると、「まず一言、『聞いてないんだけど』と怒りマークでした。僕のGoogleカレンダーが共有されてるんですが、『明菜さん写真撮影』と入っているのが理解できなかったっぽくて、当日まで聞いてこなかったんですけど、ニュースで同時に知ったような形だったと思います。大嫉妬ですね。『どこまで行くんだお前は。俺を置いていくな』と言っていました(笑)」と回答。最後に「皆さんのほうが絶対に明菜さんのことが大好きだと思いますし、僕なんかはもう新参者も新参者なんですけれど、初めて明菜ちゃんのライブを観た人間の感動した瞬間、全部でシャッターを切っておりますので、そういう目線で見ていただけたらと思います」とファンにメッセージ。
43rd ANNIVERSARY AKINA NAKAMORI PHOTO EXHIBITION
日程:2025年6月7日(土)~6月9日(月)
時間:10:00~18:00(最終日のみ16:00まで)
会場:東京・東京ドームシティ Gallery AaMo
シオアロエグミカンパニー @siorca
東京遠い……
都会はええのぉ… https://t.co/0av3S2EvPS