かが屋加賀、「芸人地図」写真展スタートに感無量「ただただお笑いや芸人が大好き」

かが屋・加賀の写真展「加賀翔 芸人地図 Photo Exhibition」が東京・HMV&BOOKS SHIBUYA 5F hmv museumでスタートした。この展示は、加賀が撮影した写真集「かが屋・加賀翔撮影写真集『芸人地図』」（東京ニュース通信社）の発売を記念して実施されているもの。大型パネルと額装、200点に及ぶ未公開スナップ、写真集のメイキング映像や撮影風景のフォトスポット、私物の撮影道具などがずらりと並べられている。

「芸人地図」は月刊誌「TVガイドPERSON」の連載企画で、独学でカメラの腕を磨いてきた加賀が、かが屋、モグライダー、男性ブランコ、空気階段、ランジャタイ、ななまがり、ジェラードン、ZAZY、ケビンス、東京ホテイソン、カゲヤマ、ハナコ、きしたかの、令和ロマン、きつね」ダウ90000、マユリカ、トム・ブラウン、ヨネダ2000、ロングコートダディを撮影。同じ芸人仲間だからこそ撮れる自然な表情が収められている。

写真展がスタートし、加賀は「こうして展示でき、感無量です。この会場は夢のような空間。僕の大好きな人の写真ばかりが並んでいて、贅沢にたくさん飾っていただきました。自分の家にも撮った写真をよく飾っているんですが、こんな風に飾れたらいいなという理想が詰め込まれています。いつかは自宅にこんな部屋を作りたいですね。そこで写真のセレクトや編集ができたらいいな……なんて妄想してしまいました（笑）」と興奮気味。「この展示を通して『芸人っていいな』『写真っていいな』っていうのを同時に体感してもらえたらうれしいです。それを同時に感じられるのは、この展示だけなんじゃないかって自負しています。ここに登場する芸人たちの面白さのパワーをあつめたら、とんでもない量になると思うんです！ その片鱗を少しでも味わってもらえたらなというのもありますね」と語る。

連載1回目のモグライダーの撮影は特に思い出深いといい、「ずっとお世話になっている先輩で、DVDのジャケットを撮影したこともあるんです。実はそれがカメラマンとしての初めての大きな仕事。任せてくださったことがとてもうれしかったし、少しでも恩返しがしたい……と思い、連載第1回目にお声かけした」と回想。「芸人たちを撮影するのは、僕のライフワーク。ただただお笑いや芸人が大好きなんです。今や撮影や編集をしない日があるとソワソワしてしまうほど（笑）。こんなに笑わせてくれて、その面白さが魅力になる芸人って、かっこいいなと感じています。その歴史を写真として残しておきたいんです」と話し、連載の継続や第2回写真展の開催にも期待した。

展示は12月8日（日）まで。会場ではグッズも販売しているのでチェックしてみては。