ネタとトークで317人、ヨシモト∞ホールでギネス記録達成
2011年12月30日 18:02
1 お笑いナタリー編集部
昨日12月29日、東京・ヨシモト∞ホールにて「ヨシモト∞ホール世界一への挑戦」イベントが開催された。
このイベントは「一日でもっともたくさんの芸人が出演している世界一のお笑いイベント(MOST PROFESSIONAL COMEDIAN PERFORMANCES IN 24HOURS)」のギネス世界記録認定を目指して企画されたもの。
1部のMCにはしずる、2部のMCにははんにゃ、3部のMCにはフルーツポンチが登場し、それぞれ100人近くの芸人たちがネタを披露。マヂカルラブリーが漫才の冒頭に「俺のポテンシャルの高さがすでにギネス記録だ!」とボケたり、イシバシハザマが「まさかのショートコントでギネスに挑戦」とリズムに乗って歌ったりと、イベントを盛り上げた。
クライマックスイベントでは、ピースMCのもとトークコーナーを開催。最初は、犬の心、井下好井、エリートヤンキー、えんにち、ソラシド、チーモンチョーチュウ、トンファー、ポテト少年団、ミルククラウン、ライスが、それぞれ今年2011年の「三大ニュース」を発表した。トンファー山西は26日に放送された「史上最大の大忘年会 さんまの全日本宴会芸」での悲劇を告白。本人の意図に反して起こったその状況は、「芸人たちが想像する“スベる”の800倍」のスベりっぷりだったというニュースに周りの芸人たちは笑いながらも眉をひそめた。一昨日の「ing2011」で見事「来年ブチかます芸人」1位に選ばれたエリートヤンキーは、そのニュースのほかに「解散話が出なかった」と報告。綾部らも「エリヤンの解散話で季節を感じてたもんな」と言いつつ、彼らの1位を喜んだ。ライブ時間が押してきた頃、ポテト少年団は三大ニュースから中谷のおなじみギャグ「泣いてると思ったら」までをテンポ良く披露し、会場も思わず拍手。すると順番が最後でプレッシャーを感じた犬の心・押見が「やりづらい!」と言い出したため、みんながいじり始め、中谷のギャグをやるハメに。「そばをすする」オチをマネしたにもかかわらず、ポテト少年団・菊地から「ラーメンすすってた」とツッコまれてしまい、再度挑戦。「酸辣湯麺すすってた」とまたもツッコまれたが、盛り上がったことにホッとした様子だった。
続いてはLLR、クレオパトラ、シューレスジョー、ピクニック、マキシマムパーパーサム、ゆったり感、ラフ・コントロールによる「No.1エピソード」。ゆったり感・江崎の両親が徳島の田舎道で繰り広げたアルファロメオとVitsのカーチェイス、マキシマムパーパーサム長澤が精密検査の結果に書かれた薄毛、ピクニックがトム・クルーズならぬピク・クルーズばりにコンプリートしたミッション、LLR福田が語る相方・伊藤のミス2011総集編など、それぞれのエピソードに会場は大爆笑の連続だった。中でも一番盛り上がったのは、クレオパトラ桑原のドラマのようなリアルラブストーリー。最初は「興味ねー!!」と言ってた芸人たちだが、その出会いや親密になるきっかけなどを聞くうちに興奮しはじめ、最後は「それから!? 早く聞かせて!!」と自ら続きを迫った。
その後、ギネスの公式判定員が舞台に登場。ピースがイベントの感想を聞くと、「こんなに笑いながら認定するのは初めて」と顔をほころばせた。結果はイベントに出演した人数が317人で、2010年7月の「LIVE STAND2010」の記録270人を抜き、見事ギネスを達成した。
※記事初出時、本文に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。
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