「汗抑えました」インパルスDVD「地下室」本日発売

本日11月23日にDVD「インパルス単独ライブ『地下室』」が発売。インパルスが本作の見どころについて語った。

これは今年2011年5月に新宿・紀伊國屋サザンシアターにて開催されたインパルスの単独ライブ「地下室」の模様を収録したDVD。「キングオブコント2011」決勝戦で2人が見せたネタの完全オリジナル版をはじめ、新作コントを多数見ることができる。

インタビューでは、DVDだからこそ見ることのできる堤下の汗について2人が言及。板倉のことを思って、さまざまな方法で汗を抑えたという堤下の努力と、それでもぬぐうことができない板倉の苦悩が明かされた。

なお、よしもとテレビ通り各店、よしもとネットショップYahoo!店にて、同DVDを購入した人には、先着で「直筆サイン入りスチール写真」をプレゼント。詳しくは、よしもとアール・アンド・シーオフィシャルサイトで確認を。

インパルスインタビュー

――今回のライブの特徴は？

堤下：僕、今回はね、実はかなり汗を抑えて頑張りました。最初のコントは汗をかけないという制約があったので、背中に冷えピタを30枚くらい貼ってるんです。次の「私服警官」のネタで板倉さんに申し訳ないというところがあったので。

板倉：はい、例年に比べて、ですよ。

堤下：自負してます。

板倉：1年目、2年目はネタに集中できなかったです。

堤下：そうなの!?

板倉：何回凍えそうなコントを捨てたか。

堤下：（爆笑）。そこはほんと申し訳ないと思ってます。

板倉：「死ぬな！」っていう設定何回捨てたか。

堤下：だから汗腺をね、全部潰してしまおうかと。もしそういうコントをやるんだったらね。

板倉：ファンの方はもうその辺のことは何も言わなくなりましたよ。

堤下：最初はね、「汗！汗！」ってね。次回開催の時には激痩せして気をつけたいですが、でも僕痩せてたときから汗っかきだったから……。もうこれはしょうがいないんじゃないかと。申し訳ないなと思ってはいるんですよ。板さんが僕の手を掴むシーンとか、びしゃびしゃだからね。

板倉：そのびしゃびしゃの臨場感は僕にしかわからないんですけどね。

――今回のライブの内容はどのように決まったのですか？

板倉：単独って毎回タイトル決めなきゃいけなくて、「地下室～拷問～」だけやろうって決めてたんです。だから「地下室」ってタイトルつけちゃって、その手前どうしようかなと。それで「地下室～牢獄～」「地下室～デスゲーム～」ができました。「AMAEBI」は、自分が1人で家で寿司を食べてるときに「甘エビって何だ……」って（笑）。

堤下：あのネタは動かないからあまり汗はかかないんですよね。最後のコントはかなり動いたんですごいことになりましたけど。実は冷えピタだけじゃなくて、水風呂も用意してました。

――特典のメイキングには堤下の貴重な映像が収録されてますね。

板倉：一番いい暇つぶしというか、志気が上がるんですよね。手伝ってくれる後輩たちもそうですし。

堤下：僕は下がるんですけどね……。制作陣と板倉さんが極度のSなので、僕がほんとにヤダって言ってもダメなんですよね。

板倉：DVDでは肝心な部分が見られないので、この前写メで撮りまして。知り合いにはばらまいたので、運が良ければみなさんにもまわってくるかもしれないです。DVDで言ってたのはこういうことなのかとわかると思います。

堤下：結構早いペースでその写メ僕のとこにもまわってきたので、意外と早くファンのみなさんの元には届くかも知れません。

板倉：そのうち検索サイトにも出るんじゃないでしょうか。その写真を見てからDVDを買っていただいても。

堤下：僕毎年思うんですけど、この板倉さんの脳みそを見てみたいなと。僕をどうしたいのか。いろんないじりのパターン持ってるんですよ。これは毎回毎回すごいんですよ。耐性ができてるのか、僕もなんとなく大丈夫になっちゃって。もうないだろうと思ってるんですけどね。

板倉：今年こそできるとこまでやってみようって思ってるんですけどね、まだまだ。

堤下：家に帰って今年もまたやられたなって思うんですよ。で、仕返ししようって考えたときもあったんですけど、全く思い浮かばない。されたことを越せるものが全然出てこない。

――最後に見どころをお願いします。

堤下：今回は長いものからさくっと見られるものまで、DVDならではのものが多々あると思います。「キングオブコント2011」でやったネタの長いものもありますし、特典映像では、僕が醜態をさらしてますが……。すべてが見どころですのでぜひ見てみてください。

板倉：最後のコントなんかは今までやった中で一番長いかもしれないですね。それも実は20枚以上台本書いたコントをやめて、そっちにしたんですよ。昔やってたネタとも変わってきたり、わかりやすくボケたりツッコんだりってだけでもなく……で、……見どころって難しいですね（笑）。