エバース、幕間なし漫才8本走り抜けたルミネ初単独ライブ　野球部の納会スタイルで締め

エバースが昨日8月23日、東京・ルミネtheよしもとで単独ライブ「七番、レフト」を開催。約1時間、幕間なしの漫才8本を立て続けに披露する構成で、立ち見スペースまで満杯の会場を沸かせた。

東京・神保町よしもと漫才劇場を拠点に活動している彼らがルミネtheよしもとで単独ライブを行うのはこれが初めて。ステージの幕が開くと出囃子と共に登場し、期待感が高まる観客の盛大な拍手に迎えられる。そんな中、特に感慨を語るわけでもなく普段通りに漫才をスタート。佐々木の理不尽な要求になんとか応えようと頭を回転させる町田、佐々木の話が本当は気になるくせにとぼけてみせる町田、人形になりきる町田など、佐々木の巧妙な話術によってさまざまな町田が顔をのぞかせ、客席の視線を釘付けにした。

エンディングには今回の物販アイテム「肘町田Tシャツ」を着用して再登場し、佐々木が「飛んだりもありましたけど……（笑）、なんとか乗り切れたかなっていう感じ」と控えめに振り返る一方、町田は「いい単独だったんじゃないかな」と満足げ。幕間に映像や企画を挟まなかったことに、「カッコいいな……」と噛みしめる。最後は佐々木のリクエストで「野球部の納会」スタイルの一本締め。町田の「よー！」のかけ声にあわせて観客も一緒に手を叩いて終演となった。

終了後、配信視聴期間の延長が決定。FANY Online Ticketにて8月30日（金）12時までチケット販売、19時半まで配信される。