ザ・ドリフターズ展ではドリフ60年の軌跡を「バンド紀」「お笑い紀」「永遠紀」として紐解くとともに、本人やその家族から提供された貴重な資料の数々を展示。その中には加藤茶の「ハゲかつら」の“初号機”やドリフのコントに欠かせない小道具の数々も。さらに加藤茶のギャグ「ぺッ」を本人から直接型取りしており、その復元像が「神の手ならぬ神の『ぺ像』」として展示中だ。これらの展示の感想を加藤は「こんなにいっぱいあるとは思いませんでした。私たちにわからないようにずいぶん儲けてきたんだなと(笑)」と話して笑いを誘う。高木は「写真を見ると若かったと思うよね」と感慨深そうに話し、2人はビートルズ武道館公演の前座を務めたことなど思い出話に花を咲かせた。
松坂屋上野店での開催は8月5日(月)まで。この企画展は新潟・新潟伊勢丹にて8月7日(水)~8月21日(水)、大阪・阪神梅田本店にて10月30日(水)~11月11日(月)に開催される。詳しくはオフィシャルサイトで確認を。
加藤茶、高木ブー コメント
──展示をご覧になった感想は?
加藤茶:こんなにいっぱいあるとは思いませんでした。私たちにわからないようにずいぶん儲けてきたんだなと(笑)。
高木ブー:写真を見ると、若かったなと思うよね。(展示されている)ビートルズの前座のときのギター。内緒の話だけど、売っちゃおうかなと思ったの。
加藤:みんな聞いてるよ(笑)。
高木:でも、止められたの。大切に取ってあったのを久しぶりに見た。今考えるとビートルズと一緒にやったのは大変なことだよな。
加藤:ビートルズには会えなかったんだよ、警備が厳しくて。
──ドリフ60年の歴史で特に思い出に残ってることは?
加藤:コントの階段落ち。志村と僕とで全部アドリブで作った。本番でいきなりやっちゃった。ちょこちょこと打ち合わせしてやったら、すごく面白い。いい相方を亡くしました。どんなにボケても必ずバチンでツッコんでくれるので気持ちいい。
高木:アドリブは、ドリフで珍しいもんね。(思い出は)僕は全部。みんなのあとをくっついていった。
加藤:ドリフは「子供にこびるのはやめようぜ」って思いながらやっていました。
高木:子供には本当に「バカだなー」って思われてる(笑)。(自分たちも)子供の気持ちはよくわかるんだよね。
結成60周年記念 ザ・ドリフターズ展~発掘!5人の笑いと秘宝たち~
日程:2024年7月18日(木)~8月5日(月)10:00~18:30(19:00閉場)。最終日は16:30まで(17:00閉場)
会場:東京・松坂屋上野店 6F催事場
記事初出時より展覧会内の写真を追加しました。
関連記事
ガラパゴス @MDPVH1SOjS34840
#ザ・ドリフターズ
随分、笑わせて頂きました。長さん、天国でも「オィ〜ス」なんて言っているのかな?有難う御座いました。🙏
【イベントレポート】「ザ・ドリフターズ展」本日開始、加藤茶と高木ブー来場「こんなにいっぱいあるとは」(コメントあり) https://t.co/AH2AGtmEGQ