来月11月5日(土)にスタートするレギュラーコント番組「
これまでの収録を振り返り、松本は「思ったよりスムーズに行っているので喜んでおります」と安堵の表情。番組がNHKで放送されることについて「民放と違い受信料を頂いているので視聴者へのお礼の気持ちがある」と微笑みを浮かべながら「NHKの人は1つ1つのコントにいい意味で真面目。セットも一生懸命作ってくれる。昔やっていたときは、もっとルーズだった」と話した。
番組のレギュラー化について「コントの話をもらうと『逃げている』と思われるのがイヤなので、基本的には断らないのがポリシー。笑いに関しては攻撃したい」と胸の内を明かした松本。NHKでの制作ということもあり「ブラックでキツいのも違うし、具体的な商品名もダメなので多少制限はある」と認識する一方「20代30代ではそこに反発していたが、この年齢になると規制やルールなどのスキマをうまく利用して、かいくぐって、面白いことが逆にできるかな?」と柔和に語った。
初回収録で実現した相方・浜田雅功との収録については「一切考えていなかったが、わざわざ避けるのもおかしい。たまたま」とコメント。しかし「よりによって初日の1発目に浜田とのコント。前日に『そういえばけっこうしんどいぞ、これ』『怖いことしてるよなー』と思った」と複雑な心境を語り、今後の浜田との共演を聞かれると「アイツが今回やってみてどう思ったのか。できたら避けたい」と慎重な姿勢を見せていた。
「会議の段階で盛り上がったものを台本にしても、ボツになるものもある。会議のときの体調、コンディションでもコントの面白さが変わってくる」と制作の舞台裏を披露した松本。記者から「かぶりものコントやシリーズもののコントをする予定は?」と尋ねられると「かぶりものは(「MHK」では)多少ある。シリーズものは、キャラクターが決まれば楽だが、そればかりやっていたら攻撃していないように思われる。バランスを考えて臨機応変に」と語った。
松本は、映画監督としての経験を「コントに役立っているところも、邪魔になっているところもある」と自己分析。「昔よりディレクター的な視点で見ている。視聴者に力が入っているように思われるので、カット割りなどにこだわりすぎないようにしたい。『これもこれも撮っておこう』という気持ちになって収録に時間がかかる」と作風の変化について話していた。
なお、この日収録されたコント「オリエント特急殺人事件」に参加した
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