9月23日(金・祝)にコント日本一決定戦「キングオブコント2011」(TBS・MBS系)が放送される。お笑いナタリーでは、3026組のエントリーの中から決勝まで勝ち上がったファイナリスト8組に取材を敢行。昨日9月14日より8日間連続で決勝戦のネタ順に1組ずつ一問一答を掲載している。
本日紹介するのは、コンビ結成20年という節目を迎えた
突飛なキャラクターではなく、常に「こういう人おる、と思えるキャラを目指している」と明かした木下。木本も「40の40による40のための笑いを見せたい」と意気込みを語った。
今年は、念願の劇場・松竹芸能 新宿角座もオープンし、杮落としの単独ライブも敢行。ゆるやかな追い風を受けて徐々にキングオブコントの頂点に近づいてきた。果たして今回3度目の正直となるのか。明日9月16日はロバートの一問一答を掲載する。
TKO一問一答
――この1年、「キングオブコント2011」を意識してネタ作りをしていたのですか?
木下:それはもう、常に毎月新ネタ1本、意識しながら作ってました。
木本:なんやったら、それだけに向けてというところもありましたね。
――ネタ作りでの苦労はありますか?
木本:苦労はもう今ないですね。やりたいことの1つという気持ちです。
木下:単独ライブも今年やったんですけど、毎回ネタ書くとき、キングオブコントのことを頭の片隅に置きながら、いい作品を生み出せたらと。
木本:ネタは2人でそろって書くんですけど、木下が「こうしうようああしよう」と進めるんです。でも、この20年でネタの作り方は変わりましたね。完全に木下1人でやってるときもあったし、俺がやるわって時期もあったし、また2人でやったり。
――TKOのネタの特徴とは?
木下:キャラコントですね。「あるあるネタ」ってあると思うんですけど、我々の中では「おるおるネタ」って言ってて。「こんな奴おるな」っていう感じで、日常とかけ離れたキャラクターは持ってこないですし、知ってるおっさんの延長線上にいることを考え作っててますね。
木本:もう僕ら40歳になるんですけど、同世代の人たちが笑ってくれるのが一番嬉しいんで、「40の40による40のための笑い」みたいな。僕らの世代にしかできないキャラをしたいですね。
――「キングオブコント2011」終了後はどうなっていたいですか?
木下:今回3度目の正直で、20周年、40歳を迎える年。これはもう優勝してキングオブコントのこと考えたくないですね(笑)。勝ち逃げしたいです。
木本:やっぱ戦うの大変ですからね、キングオブコント。マンガのストーリーみたいに、40歳! 20周年! キングオブコント優勝! って感じになったらいいですね。
「キングオブコント2011」
放送日時:2011年9月23日(金・祝)19:00 ~ 21:48
MC:ダウンタウン / 出水麻衣(TBSアナウンサー)
出演者(1本目のネタ順)
トップリード / TKO / ロバート / ラブレターズ / 2700 / モンスターエンジン / 鬼ヶ島 / インパルス
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