9月23日(金・祝)にコント日本一決定戦「キングオブコント2011」(TBS・MBS系)が放送される。お笑いナタリーでは、3026組のエントリーの中から決勝まで勝ち上がったファイナリスト8組に取材を敢行。本日より8日間連続で決勝戦のネタ順に1組ずつ一問一答を掲載していく。
本日紹介するのは2001年結成で北海道出身の幼馴染である
決勝戦にはトップバッターとして登場する彼ら。果たしてどのようなネタを見せるのか。明日9月15日はTKOの一問一答を掲載する。
トップリード一問一答
――ここまでの苦労は?
新妻:今年から何かが動き始めてくれた感じですね。あとは僕らがどう動いていくかところにうまく道が作られて、うまく乗れたような気がします。
和賀:ただただ充電していたものが、ちょっとずつ出たのかな。
新妻:あと、年ですかね(笑)? あんまり緊張しなくなったのもあるかもしれないです。僕ら勝負ごとに弱かったので、大会に出るとネタチョイスを間違えるとかで落ちていて、それがまだ微量ですけどうまく出せるようになってきたのかな。「オンバト+」のときにそう思いました。
和賀:逆にそういうライブとかで勝つことがだんだん増えてきて、「あ、勝てるんだ」と。それこそ5年間「オンバト」では8連敗してますし。「もう受かんねぇよ」って投げやりになってやっていたところに「勝つこともあるんだな」というのがわかってきて、ちょっとずつ自信がついてきて、来るとこまで来たのかなと。
――自身のネタの特徴をほかの人に説明するとしたら?
新妻:ドラマチックな感動もあり、ただのボケツッコミではなく、ストーリー仕立ての人間味あふれるコントだと思ってます。
――ネタはどのように作っているのですか?
新妻:僕が書いて、和賀さんに見せて、和賀さんが直してというふうに2人で作ってます。僕が作家で、和賀さんが編集者です。僕は荒く書いてるんです。
和賀:彼が書いてきた台本自体はよくわかんないんですよ。「これ何? ウケると思うんだ。じゃあやれば」って(笑)。
新妻:それがウケたりウケなかったり。よく言葉の順番とか、言葉の“言いまつがい”とか、こういう状況ではこういうこと言わないとかを彼はすごく気にしますね。
和賀:「ここからここまでで沸点が早すぎる」とか、「そんなことで怒る?」とか、「さっきこれを言った人間が、なぜここでこれを言うの?」とか。
新妻:僕はもうとにかくネタができあがることが好きで、1から100まで作り上げたいので、考えないで書いちゃうんです。言われると「確かにそうだ」と思います。ただ「これは一世一代のギャグだ」という時は譲りません!
和賀:そういう時は「……やってみたらいいんじゃない?」って(笑)。
新妻:オチは6、7割和賀さんが作ってると思います。
和賀:彼の書いてくるものは、なんかよくふわっと終わってたりするんですよ(笑)。
――「キングオブコント2011」終了後はどうなっていたいですか?
和賀:福岡で単独ライブとか。よくわかんないですけど。北海道だと凱旋ライブなので、南にも行く感じで。全国5カ所とか。
新妻:僕ら今月に15本前後のライブに出てるんですけど、それはキープしたいですね。ライブはいっぱい出たいです、何年経っても。
「キングオブコント2011」
放送日時:2011年9月23日(金・祝)19:00 ~ 21:48
MC:ダウンタウン / 出水麻衣(TBSアナウンサー)
出演者(1本目のネタ順)
トップリード / TKO / ロバート / ラブレターズ / 2700 / モンスターエンジン / 鬼ヶ島 / インパルス
※記事初出時、本文に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。
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