本日2月21日(水)、東京・本多劇場にて舞台「天才バカボンのパパなのだ」が開幕。同日ゲネプロと取材会が実施された。
ゲネプロを終え、浦井は「ようやくこの舞台がどういう性質のものなのかっていうのがわかってきた。早くお客さんの前でやってみたい」を手応えを明かし、佐々木は「(共演者が)頼もしかった。みんなについていけば大丈夫だと思いました。大丈夫です!」と念を押した。冒頭、署長と巡査だけで繰り広げる不毛な掛け合いで会場を惹きつけていく2人の演技に注目。また、演出の玉田は「完成形がドリフのコントみたいになればいいなと思って演出しています。真ん中にいる人がひどい目にあわされていって、でもそのさまが笑えるものになれば。浦井さんがいかりや長介で、いろいろやられていく」と説明した。
かみちぃは「僕だけ芝居やってる感覚がまったくない(笑)」と普段コントで演じているキャラクターのようだと話し、「玉田さんからなんの指導もなく(笑)、自由にやらせていただいている。みなさんの熱演に紛れ込ませていただいている感じ。贅沢な空間にいさせていただいているなと思います」とコメント。反対に、はるは本読みの段階で役をある程度作っていったものの「はるさんはそのまんまで」との演出を受けたといい、「普段は2人だけやっているので、すごく緊張する。みなさんの胸をお借りしようという気持ち」と話した。
男1役で、
芸人との共演について聞かれた川面は、「本番まで本気でやらないとか、目立とうとしてくるんじゃないかと思っていたんですが(笑)、全然そんなことなくて。本読みから100%でやってくださっている。ネガティブなことや文句も言わない。面白い人はポジティブで、元気いっぱいで、性格がいいんだなと思いました」と芸人の印象が変わった様子。市川も「『演劇のところに来た』と思ってくださっている。真面目に、玉田さんの言うことを100聞いて。僕は100聞いてない(笑)。素直で真面目」と語るが、「こんなこと言ったら商売上がったりでした?」と芸人勢のほうに視線をチラリ。かみちぃは「そんなふうに(破天荒に)見られてるメンバーじゃない」と返していた。
物語の舞台は、電信柱の近くの路上に引っ越してきた、署長と巡査のいる派出所。そこへバカボンファミリーが次々と訪れる。雨が降っていないのに傘を差しながらやってくるバカボン、そこへちょうど通りかかった第一声からおかしいバカボンのママ、ネコになったと思い込んでるパパ、レレレのおばさん、迷惑行為の相談に来たもののいちばんの惨劇を巻き起こす女1。人が増えるたびにまったく問題でなかったことが問題になり、まったく揉める必要のない揉めごとが広がっていく。
第34回下北沢演劇祭参加作品「天才バカボンのパパなのだ」
日程:2024年2月21日(水)~3月3日(日)
会場:東京・本多劇場
料金:前売6000円 当日6500円 / 配信4000円
配信視聴期間:2024年3月3日(日)~3月10日(日)19:00まで
※配信されるのは3月2日(土)に収録済みのカット割り映像。
<出演者>
署長:
巡査:
バカボン:
ママ:
パパ:
レレレのおばさん:
女1:
女2:
男:
公演スケジュール
2024年2月21日(水)19:00開演
男役:
2024年2月22日(木)19:00開演
男役:サルゴリラ赤羽
2024年2月23日(金・祝)19:00開演
男役:
2024年2月24日(土)14:00開演 / 19:00開演
男役:
2024年2月25日(日)14:00開演
男役:ライス関町
2024年2月26日(月)19:00開演
男役:しずるKAƵMA
2024年2月27日(火)19:00開演
男役:しずる村上
2024年2月28日(水)14:00開演 / 19:00開演
男役:サルゴリラ赤羽
2024年2月29日(木)14:00開演
男役:ライス田所
2024年3月1日(金)19:00開演
男役:ライス関町
2024年3月2日(土)14:00開演 / 19:00開演
男役:サルゴリラ児玉
2024年3月3日(日)14:00開演
男役:しずるKAƵMA
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