新劇場「IMM THEATER」ロゴ披露　手がけたのはジミー大西、さんまに何度も突き返され完成

東京・東京ドームシティ内に来年1月オープンする吉本興業の新劇場「IMM THEATER」のロゴが決定した。このロゴは同劇場のGM（ゼネラルマネジャー）ならぬDM（Don’t Manager / ドントマネージャー）を務める明石家さんまDMの発案で、さんまの出身地である奈良・薬師寺の安田暎胤長老が手がけた書にジミー大西のアートを融合させて作成された。

「IMM THEATER」という名称はさんまの座右の銘である「生きてるだけで丸もうけ」の意味が込められているが、今年2月に行われた発表記者会見でさんまは「1人ひとりが自由に考えてほしい。劇場の命名者が毎日変わるイメージ。皆さんが自分の人生に当てはめたIMMを作っていただければ」と述べている。

このたび建設中の劇場から屋上サインの仮囲いが外され、ロゴがお目見えした。昨日9月22日には「IMM THEATER劇場ロゴ決定お披露目取材会」が開かれ、ジミーは初挑戦の毛筆コラボについて「さんまさんから『薬師寺の先生の習字の味を消さないように』と言われたので、それを一番大事にしました」と制作意図を説明。さんまにはデザインを30回以上突き返されたといい、「最終的にさんまさんから『そうそう、それそれ』って返ってきたときは、もうほっとしました」と笑顔で振り返った。

総制作期間は2カ月半。さんまに突き返された以外にも400点以上のデザインを描いて、完成に至ったという。ジミーは「可愛らしいなと自分でも思う。『こういうことやったんやな、さんまさんが言ってたことは』と、今は思ってます」と噛み締めつつ、「お金はもう振り込まれました。けっこう焼肉行けました」と明かして報道陣を笑わせる場面も。「観に行った人が借金のことを忘れたりとか、家で嫌なことがあったことを忘れたり。IMM THEATER に行ったらそういう嫌なことを忘れてしまう、楽しい劇場になればいいなと思っております」と語った。

なおIMM THEATERのチケット先行予約などの特典が受けられる「IMM THEATER FANCLUB」の開設も決まっており、詳細は10月2日（月）に発表される。