幼い頃、ヤクザに母親を奪われた沼倉孝一が、復讐のために愛読書「北斗の拳」で暗殺拳を極めようとした果てに史上最強の凄腕マッサージ師となって人々を幸せにしていく物語。監督は、映画「地獄の花園」でバカリズムとタッグを組んだ
バカリズムは脚本家として2018年にドラマ「架空OL日記」(読売テレビ)で向田邦子賞を受賞。また脚本を担当した今年1月期ドラマ「ブラッシュアップライフ」(日本テレビ系)は「第39回 ATP賞テレビグランプリ」で総務大臣賞、優秀賞を獲得している。
松田は、バカリズムの書いた脚本に対して「声出して笑いながら読みました。独特なセリフ回しと、心の声がほんと、面白かったです」とコメント。初めてマンガ原作の脚本に挑戦したバカリズムは「自分も好きなマンガなので、原作の面白さを損なわないように、原作ファンの方に怒られないように気を使いながら書きました」と話し、「設定のバカバカしさと、松田さんの真剣な表情がマッチしていて、ピッタリ」と松田の印象を語っている。
バカリズム コメント
マンガ原作の脚本を初めて書いてみて
自分も好きなマンガなので、原作の面白さを損なわないように、原作ファンの方に怒られないように気を使いながら書きました。プロデューサーさんから定期的に送られてくる、撮影現場の写真を見るのが楽しかったです。
沼倉孝一役の松田龍平について
設定のバカバカしさと、松田さんの真剣な表情がマッチしていて、ピッタリだと思いました。松田さんが決まった時点で、面白くなるのが確定した感じがありました。
原作マンガの好きなシーンについて
沼倉とケンシロウ風の男が対峙するシーンが好きで、ぜひドラマにも入れさせてほしいとお願いしました。
視聴者へのメッセージ
ギャグ漫画ではありますが、悲しい過去を背負った男の復讐劇でもあるので、笑いながらも最後は感動できる物語になっていると思います。
松田龍平 コメント
本作の出演オファーを受けて
なんで自分にオファーをくれたのか不思議なくらいムキムキな役だったので不安でした。でも、ちょうど筋トレ始めようかと思っていたところだったから丁度いいなと思いました。
バカリズムの脚本を読んだ感想
声出して笑いながら読みました。独特なセリフ回しと、心の声がほんと、面白かったです。
演じる上で意識したポイント
真剣にしゃべればしゃべるほどふざけた役だなという感じで、助手の里香がツッコミを入れてくれるのでそこは安心でした。漫画のイメージを映像にする上で、撮り方だったり工夫が必要な脚本だったので、そういうところは監督に任せようと思ってました。
役作りについて
指圧のシーンは漫画っぽい大袈裟なポーズだったり、マッサージといっても戦っているような描写で描かれたりするんですけど、現場にはちゃんと指圧の先生がいてくれて、実際に効果のあるツボを正確に押さなくてはいけなかったから、思ったよりかなり大変でした。良い勉強になりました。指圧うまくなりました。
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バカリズム @BAKARHYTHM
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