DMM TVの新作発表会が本日8月7日に都内で開催され、オリジナルドラマ「ケンシロウによろしく」で脚本を務めた
来月9月22日(金)より配信される「ケンシロウによろしく」は、ジャスミン・ギュの同名マンガを原作とするドラマ。幼い頃、ヤクザの木村に母親を奪われた主人公・沼倉孝一が「北斗の拳」を熟読してトレーニングを積み、復讐を目指す物語で、孝一を松田龍平が演じる。発表会にはバカリズムのほか、松田、関和亮監督が参加。また新キャストとして西野七瀬も登場し、彼女がヒロインの坂本里香を演じることも明かされた。
原作のファンであるバカリズムは「マンガの実写化にあまりいいイメージがなかったんですが、ジャスミン・ギュ先生が僕の名前を出してくれたと聞いて……それがプロデューサーの嘘でなければ(笑)。じゃあ僕がやろうと決めました」と脚本を担当するに至った経緯を説明。また「マンガで面白いセリフ回しと声に出して面白いセリフ回しは違うのでそこを意識して書きました。あとはファンに叩かれないように(笑)」と脚本執筆時のことを振り返る。松田が主演を担当することについては「最高! 勝ちが確定しました」と述べていた。
8月11日より配信される「横道ドラゴン」は、「有吉の壁」「マツコ会議」(共に日本テレビ系)などで知られる橋本和明が企画・総合演出を務め、ヨーロッパ企画の上田誠が脚本を担当するコンテンツ。真実に辿り着くためなら非道な捜査も厭わないアウトロー刑事・反田龍児を劇団ひとりが演じ、真木よう子扮するエリート街道を進む敏腕刑事・由良歩、門脇麦扮する橘陶子がそれぞれ龍児のバディとなって事件の解決に挑むクライムサスペンスストーリーが展開される。捜査シーンは台本なしのアドリブで進行。アドリブで出てきたセリフや要素を盛り込みながら上田が続きの物語をその場で執筆し、1時間後には撮影の続きが行われた。
イベントには劇団ひとり、橋本、真木、門脇が登壇。ひとりは「アドリブ、脚本、アドリブ、脚本……って進んでいく。演者はそんなつもりじゃないセリフが伏線になっていたりするので、その面白さはほかじゃ味わえない。逆にめっちゃ伏線っぽいのにまったく回収されないこともあります(笑)。ドラマ好きの人にこそ観てほしい。新感覚なので」と作品の魅力を説明する。また橋本は「真木さんや門脇さん相手でも、ひとりさんが全然遠慮してない。ラップをムチャぶりしたり(笑)。その分、すごくうまくいったときの興奮はすさまじかったです」と現場の熱気を伝えた。
イベントでは「横道ドラゴン」の一部映像が公開され、
撮影について川北は「ひとりさんがいきなり最高のパスを出してくれたんですけど、僕がゆっくり考えて不発に終わって、そこで一発で心が折れました」とコメント。ガクは「どういう作品なのかの説明もちゃんとされてなかった。エキストラの方々も『私ってなんの役なんですかね?』と話してました(笑)」と裏側を明かした。
真空ジェシカは登壇してから3分半が経ったところで、進行の都合上、すぐに退場することに。「えぇー!?」「最後までいられない?」と戸惑う彼らに、ひとりは「逆ニッチェの時間が無駄だったんだよ!」と冷静に指摘。最後は登壇者全員でのフォトセッションも行われたが、そこにも真空ジェシカは呼ばれず、ひとりは「せめてこの写真撮影には呼んでほしかった」と苦笑いで話していた。
関連記事
上田誠(ヨーロッパ企画/脚本家) @uedamakoto_ek
真空ジェシカさんが逆風のなかずっと面白いことしてる!
https://t.co/PIpG1jBQy3
横道ドラゴンの現場でもそれはすごいものでした。今でも辛い夜に思い出すボケがあります。
#横道ドラゴン