なんて日だ！なんてしょんべんだ！アルピーやランジャタイも集結したSMAメモリアルライブ

昨日7月27日に東京・四谷区民ホールで「第200回記念SMAトライアウトライブ（笑）～自選、お笑い人生最高傑作ネタを見て下さいライブ～」が開催された。これはSMAお笑い部門ライブ常設会場の東京・Beach V（びーちぶ）で毎月開催されている「SMAトライアウトライブ（笑）」のメモリアルライブ。アキラ100%、キャプテン渡辺、ハリウッドザコシショウ、バイきんぐ、錦鯉、AMEMIYA、や団、やす子といったSMA芸人に加え、かつてSMAに所属していたインタレスティングたけし、ランジャタイ、キュウ、アルコ＆ピースがゲスト出演した。

2005年4月5日の第1回開催から数えて、このライブは200回目の節目。タイトルに「自選、お笑い人生最高傑作ネタを見て下さいライブ」とあるように、トップバッター・AMEMIYAの「冷やし中華はじめました」の熱唱を織り交ぜたネタでにぎやかに幕を開けた。出演予定だったコウメ太夫が体調不良で急遽欠場したものの、多くの芸人が続々と登場して盛り上げたライブは途中休憩を含めて3時間を超えるもの。「キングオブコント」優勝時のネタでバイきんぐ小峠が渾身の「なんて日だ！」を炸裂させると、続くトリのハリウッドザコシショウが「なんてしょんべんだ！」を連発するなどお祭り感に溢れる一夜となった。

トークコーナーでは錦鯉を皮切りにSMA芸人たちがリレー形式でMCを務め、芸人たちから「SMAトライアウトライブ（笑）」の思い出話や芸人仲間たちとのエピソードが続々。SMAに2年間所属していたランジャタイは「バトルライブで小学生の女子コンビに負けた」（国崎）と振り返り、10年以上前に所属していたアルピーも当時を振り返った。エンディングでは出演芸人全員が揃う中、AMEMIYAが「SMA芸人とみなさんに捧げる歌」を歌って大団円に。このライブのオフィシャルグッズ通販は来週8月1日（火）正午よりROCKET-EXPRESS で実施される。なお終演後にSMA芸人たちがコメントを発表した。

SMA芸人 コメント

ハリウッドザコシショウ：トライアウトライブ、いい思い出がないねん！ 一度もこのライブで1位になったことなくて「R-1」を獲るよりもトライアウトライブ1位を獲るほうが難しいでー!!

バイきんぐ小峠：200回のライブの中で一番印象に残っているのは、ザコシさんが4分間ただ弁当を食べ続けるネタでした。ネタ中ひと笑いも起きなくてそのまま暗転して終わったんです。この先もあれ以上のネタを見ることはないと思います。いい思い出です。

バイきんぐ西村：僕らがトライアウトライブに出始めた頃、初めてランクダウンを味わった時、降格したショックで小峠と2人でカラオケボックスに行って、ブルーハーツを熱唱したんです。小峠と2人きりでカラオケに行ったのは、後にも先にもその1回だけです。

錦鯉・長谷川：このトライアウトライブのおかげで、芸歴も年齢も関係なくネタを磨くことが出来て、（渡辺）隆とも出会えていまの錦鯉を作れたので、今回出演することが出来て感慨深いです。

錦鯉・渡辺：気付いたら200回。この事務所でもう17年も生きてきたのかと思いますが、（長谷川）雅紀さんと出会うことが出来て、「M-1」優勝も経験させてもらえたので、思い入れが深いライブです。

やす子：芸人人生の初舞台がこのトライアウトライブです。いつものびーちぶより会場の大きさが全然違うので、すごく緊張しました！