今いくよ・くるよが上方演芸の殿堂入り名人に、「天国のいくよちゃんもきっと喜んでくれている」

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「第26回上方演芸の殿堂入り」の表彰式が本日7月27日に大阪・シティプラザ大阪にて行われ、「名人」に選ばれた今いくよ・くるよ桂吉朝の代理人に表彰状などが贈られた。

今いくよ・くるよ

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「第26回上方演芸の殿堂入り」の表彰式の様子。

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大阪府立上方演芸資料館(ワッハ上方)では平成8年度から上方演芸の発展と振興に大きな役割を果たし、府民から広く愛され後進の目標となる演芸人を「上方演芸の殿堂入り名人」として表彰している。いくよ・くるよは、華やかな人柄で素直に笑わせてくれるコンビとして絶大な人気を誇ったこと、多くの賞を受賞していることなどを理由に選出された。

「第26回上方演芸の殿堂入り」の表彰式の様子。

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賞状と花束の授与では、代理を務めた吉本興業の奥谷達夫副社長が「なんばグランド花月ができて36年目、いくよ・くるよさんには開業時から引っ張ってもらっている」と話したのに続き、くるよからのメッセージを代読。くるよは「どやさ!」とギャグを交えつつ、「天国にいるいくよちゃんも、きっとこの栄誉を喜んでくれていると思います。このような素晴らしい賞を頂戴し、心からお礼申し上げます。ありがとうございました」とコメントを寄せた。

成瀬國晴による今いくよ・くるよのイラスト。

成瀬國晴による今いくよ・くるよのイラスト。[拡大]

今回の決定で「殿堂入り名人」は100名に到達。これを記念して、8月2日(水)から15日(火)の間、イラストレーターの成瀬國晴が描いてきた殿堂入り名人たちのイラストが大阪府立中之島図書館に展示される。成瀬はいくよ・くるよとは若い頃から付き合いがあったといい、当時の衣装で2人を描いたことを明かした。

今回選ばれた今いくよ・くるよは1973年にコンビ結成。そのユニークで華やかなキャラクターが評判を呼び、早くからお茶の間の人気者に。1981年に「上方お笑い大賞」金賞、1984年に「上方漫才大賞」大賞、1988年に「花王名人大賞」大賞を受賞している。桂吉朝は1974年1月、桂米朝に入門。同年に初舞台を踏んで以降、人気落語家として活躍した。

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(写真は吉本興業提供)

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