昨日7月26日、東京・ヨシモト∞ホールで開催された
「ヨーデル王」は、ダンビラムーチョの漫才ネタ「ヨーデル」から派生したイベント。出場者たちがヨーデルにまつわるコーナーで競い合った。当初は
オープニングではマユリカ阪本が「代演っていったら普通ネタやろ! なんでヨーデルやねん!」「川北くんがおらんかったらマユリカ2人要るの!?」と理不尽な招集にクレームを入れるが、ダンビラムーチョ大原がヨーデルの基礎をレクチャーし始めると、すんなり受け入れて練習を開始。参加者全員のヨーデルのレベルが少し上がったところで、最初の企画「クイズ☆ヨーデル」がスタートした。これはタイトルの通り、ヨーデルにまつわるクイズが出題されるものだが、問題は徐々に「こんなヨーデルは嫌だ。どんなヨーデル?」「ヨーデルで怒ってください」と大喜利のお題のようになっていく。また各参加者が何問正解したかを誰もカウントしていないことも明らかになり、早くも大会の緩さが浮き彫りとなった。
ジェスチャーゲームの要領で、お題の言葉をヨーデルで伝えるゲーム「ヨーデルで伝えましょう」には各コンビがペアとなってチャレンジ。ロングアイランドの挑戦時には、答える側の松原がシンプルな知識不足で正解できない上に、ヨーデルに不向きなほど声が掠れていたため、オズワルド伊藤から「声が出ないアホは帰ったほうがいい」と戦線離脱を促された。
ヨーデルの声に反応する紙相撲で対決する「ヨーデル相撲」では、どの勝負もなかなか決着がつかず、芸人たちが酸欠のような状態に。最後の対決では、ガクのために川北の顔写真が貼り付けられた力士が用意されたが、当の本人は「別にいい」「こんなんで僕が喜ぶと思われてるのが嫌だ」と拗ねてしまう。敢えて川北ではない力士を選び、代わりに対戦相手のロングアイランド松尾が川北を使うこととなった。勝負が始まるとガクの力士が川北を瞬殺。相方を倒して狂喜乱舞するガクを見た伊藤は「真空ジェシカは解散するんじゃないか」と不安を口にしていた。
最後の企画はヨーデルをしながらMCバトルで対決する「フリースタイルヨーデル」。ここでは、なぜかマユリカ中谷が無類の強さを誇り、即興で韻を踏みながらヨーデルをする高度なパフォーマンスで会場を盛り上げる。バトルが終わると「俺にはフリースタイルヨーデルの才能があったのか」と本人も自分の才能に驚いていた。
各競技はポイント制ではないため、ダンビラムーチョ大原の独断により、マユリカが初代ヨーデル王に決定。大原はほかの出場者に対して「代演に負けてるようでは困ります」と急に手厳しい言葉を放つ。優勝したマユリカの中谷は「気分の良い日~」とヨーデルでライブ締めくくった。
「ヨーデル王」の模様は7月28日(金)21時までアーカイブ配信中。視聴チケットはFANY Online Ticketで28日正午まで販売されている。
ダンビラムーチョ 原田フニャオ @danviraHARADA
どうしようもなく的確に面白さが伝わってくる記事です。 https://t.co/HyOB2ItnPe