チョコプラ単独ツアー開幕、東京公演は盛況で終了　長田「すごい体力持ってかれる」

チョコレートプラネットの単独ライブツアー「CHOCOLATE PLANET LIVE TOUR 2023 『PLANET TRAIN』」の東京公演が7月15日から本日7月17日まで、東京・博品館劇場で全5公演上演された。この記事では最終回の様子をレポートする。

昨年の公演「CHOCOHOLIC」に続きヨーロッパ企画の諏訪雅を演出に迎えた今回の「PLANET TRAIN」。チョコプラが乗車している電車がコントタイトルの付いた各駅に停車しながら進んでいくアニメーション映像と共にステージが展開されていく。

披露された7本のコントは、チョコプラらしいくだらなさ満載の掛け合いが愉快ネタから、松尾の狂気、長田のスター性が光るネタまでさまざま。1本目の「開かずの踏切」では2人のもどかしいやり取りで笑いを増幅させていったかと思えば、照明や音響との連携プレーで次第に会場はダンスフロアの様相に。その盛り上がりのままユニークなオープニング映像が上映され、客席のワクワク感は高まっていった。

続く「偏食」「ラスボス」「爆弾処理」は普遍的なシチュエーションを独自の視点でデフォルメ。言い方や表情、動きなど細かい部分でも観客を飽きさせない。「赤字覚悟でやってます」は松尾演じる店主の狂気じみたこだわりが客席をざわつかせ、「新曲」では長田が会場を巻き込んで大はしゃぎ。ラストのコントでは公演全体の世界観を味わえる仕掛けも用意され、最後まで観客の心を離さなかった。

無事に東京公演を完遂し、エンディングでは松尾が「不思議ともう（ツアーが）終わった気分」と安堵。長田は「すごい体力持ってかれる。なるべくセーブしたいけど、『新曲』でぶち上がっちゃって（笑）」とどうしても高揚を抑えきれない様子だった。

同ツアーは、8月に大阪、宮城、北海道、9月に京都、愛知、10月に福岡で巡演。チケット詳細はFANYチケットで確認を。