小籔千豊が自著イベントでフォートナイトへの思い語る、もはや「高校球児に近い」

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本日11月17日、小籔千豊の著書「ゲーム反対派の僕が2年で4000時間もゲームをするようになった理由」(辰巳出版)の発売を記念した取材会が都内で行われた。

小籔千豊

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今月11月11日に発売された同書籍は、オンラインゲーム「フォートナイト」にハマり、現在はYouTubeチャンネル「フォートナイト下手くそおじさん」でゲーム実況をしている小籔が、ゲームにのめり込んでいった過程を綴る書籍。YouTube配信の裏話、家族と「フォートナイト」のエピソードなども収められているのは既報の通りだ。

小籔は出版に至った経緯を「ある番組で『フォートナイト』のことをしゃべったんです。ゲーム反対派の親とその子供の橋渡し的なことをしたいと。それを出版社の方が見ていてくれて、『フォートナイトの本を書いてみませんか』とオファーをいただきました」と説明。そして「今までもプレーンな『本を出してみませんか』というオファーはあったんですが、それはすべてお断りしてきました。なので今回も本を出したいというより、『フォートナイト』の魅力を伝えたいという思いで書いてます」と述べた。

新喜劇やコントの台本を書くことと本を書くことの違いを聞かれた小籔は「台本は書いてるうちに画が浮かんできて、そこからどんどん進む。だけど書籍の場合はどこが面白くて興味をもってもらえるかがわからなくて霧の中を進んでいるようでした。マネージャーに『文章の意味わかる?』『本になってる?』と何度も聞きながら書き進めました」と回答。内容については「僕も昔は子供にゲームをさせたくないと思っていたのですが、うちの子と同じゲームにハマったら会話の幅が広がったんです。本にはそういうことが書いてある。ゲーム反対派の親御さんは一度立ち止まって、深く考えてみてほしいです」と話していた。

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「フォートナイト」の魅力を聞かれた小籔は「最初は『横っ飛び』というアクションがまったくできなくてイライラしながら基礎練習をしてたらできるようになった。日々の鍛錬が生きるという意味では、クラブ活動に近くて、それがいいなと思います。eスポーツと呼ばれるのもわかります」とコメント。「ほかのゲームはやらないのでしょうか?」という質問には「僕は『フォートナイト部』に入ってる感覚。ただフォートナイトを極めたい。野球部の子に『サッカーやらないの?』とは聞かないじゃないですか。そういう意味では今の僕は限りなく高校球児に近いです」と返して笑いを誘っていた。

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