大勢の報道陣が集まる会場に姿を現したりんたろー。は、「すごいね、なんかね」と発売を実感した様子で担当編集者に視線を送りつつ、「(無事に発売を迎えて)ほっとした気持ち。悪いことしちゃったのかな?っていうくらい囲まれてますけど(笑)、形になったのはすごくうれしいですね」と喜びを噛み締める。意外にも「しゃべるのがそれほど得意ではない」というりんたろー。。「テレビの与えられた時間の中で表現したり、ネットニュースで引きのある部分だけピックアップされたりする中で、一番余すことなく伝えられるのが文章だった。また、インプットしてもらうときに自分のペースでゆっくり読めるのも本。自分の気持ちを表現するんだったら本かなっていうのはありました」と書籍という形で発表した理由を説明する。担当編集者によればあらゆる著者の中でもレスポンスがかなり速かったそうで、「自分の中で心に留めていた部分を文章にするだけだったので、書きすぎたかもわかんない。チャラ男なんで、手と筆が速いんです(笑)」とおどけてみせた。
美容に関するメソッドだけでなく、これまでの人生の浮き沈みも包み隠さず書いた同作。本人は「芸人として書いちゃって大丈夫かなという気持ちもあったけど、”フリ”となる部分だから書かないと説明がつかない、書かなきゃいけないので、『書いとくか』という感じで書きました」と軽い調子だが、執筆しながら涙を落としたこともあったそう。「原稿用紙がビチョビチョに……。すみません、ケータイで書いてます。液晶がちょっと濡れただけです(笑)」と執筆中にこれまでのことを振り返りながら泣いたこと、そしてスマホを使って書いていたことを告白する。
仲のいい同期・相席スタート山添との「2人で涙を流した熱い夜」のエピソードも収録し、山添には「勝手に活字にするな」と言われた。りんたろー。は、「クズ芸人のブランディングを傷つけたかも。あいつ、めっちゃちゃんとしてますからね。がんばってクズやってるんだなって目で見てください(笑)」と同書を読んだあとも山添のクズキャラを愛してほしいとフォロー。また、「ポンポン、ヒエヒエの僕(のイメージ)で止まっている人にも触れて欲しい。どっちも本当の自分。チャラいように見せて真面目だねとよくイジられましたけど、チャラいし、真面目なんです。どっちも嘘じゃない。真面目にチャラい。遊びに真面目。DJ KOOさんを意識して進みたい」とアピールした。
明日11月16日は、EXITとして「M-1グランプリ」準々決勝に挑む日。明石家さんまとの共演にも物怖じしない相方・兼近だが「M-1」では緊張してしまうといい、「緊張をほぐす呼吸法も書いてあるんですが、それを教えてあげました(笑)」。今後はアリーナや日本武道館でライブをやりたいとどでかい夢を掲げながらも、「いろんなことに手を出してるとは思うけど、やっぱりザイマンが好きで、ザイマンをするために組んだコンビ。(漫才に)虜にされてるのは今も変わらないので、明日もぶちかませたらいいなと思います。(目標は)てっぺんで! あはははは(笑)。がんばらせていただきます」と意気込みを語った。
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