昨日4月20日に東京・しもきた空間リバティにて、
新たにスタートした同ライブでは、毎月1組のゲストを交えた4組が新ネタを含むコントを披露するほか、コント師ならではの企画を実施。記念すべき初回はゲストに「キングオブコント2008」ファイナリストのTHE GEESEが登場した。
オープニングでは、夜ふかしの会・大重扮するペンションの宿泊客を殺した犯人を捕まえるため、刑事役のフラミンゴ辻本、どきどきキャンプ佐藤、探偵役の夜ふかしの会・鬼頭がほかの宿泊客のアリバイ検証と称してアドリブ合戦を開催。「存在感を出していた」(ギース高佐)、「マンガ『ONE PIECE』の最新刊を買いに九州へ」(夜ふかしの会・砂川)などの供述が飛び出した。そしてギース尾関が「『M-1グランプリ』のDVDで変ホ長調を見てた、あれは画期的」と供述すると、フラミンゴ吉田が周囲から「お前、変ホ長調じゃないのか?」と別の嫌疑をかけられることに。さらに、鬼頭がモノマネのムチャぶりを始めると、どきキャン岸や夜ふかしの会・三宅らが犠牲となったが、最後は岸がジャック・バウアーのモノマネで「俺は犯人じゃない!」と見事にまとめ、会場からは笑いと拍手が沸き起こった。
即興コントコーナーでは、出演者たちが4チームに分かれて、くじで引いた「設定」「自分のセリフ」「オチのセリフ」に従ってコントに挑戦。授業参観が舞台となった高佐、砂川、吉田、夜ふかしの会・原のチームは、両親役の原と吉田がノリノリで自分たちのセリフを早々にクリアした。しかし高佐に与えられたセリフ「ごめん、お前ドラゴンボールの人じゃないのか?」がなかなかハマらず、原と吉田は「禎一朗がんばってー」「お前のキラーパスだけが頼りだ」とオチ担当の砂川に丸投げ。最後は原と吉田の悪ノリに高佐がのっかる形でようやくオチまでたどり着いた。
大重、尾関、岸のチームは不動産屋が舞台。岸が店員となり、大重と尾関が土地を買いに店を訪れたが、緊張気味の大重とつられて慌てる尾関のアドリブが二転三転してしまう。ストーリーがなかなか進まず焦る大重は、自分のセリフ「うどん大好きだな」を無理矢理投入。さらに尾関も自分のセリフ「靴紐、そう使う?」を使っていきなりボケ始め、岸を困惑させた。
それぞれの駆け引きや、暴走、慌てぶりに観客は終始爆笑。しかし、いずれのチームも見事にオチまで持って行くコント師魂を見せつけた。同ライブの次回開催は5月18日(水)。コント師たちによる珠玉のコント、最新ネタ、さらにここでしか観ることのできないユニットコントと、コント尽くしの時間を過ごしたい人はぜひ足を運ぼう。
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