モグラ芸人の総大将決定、マセキ「ライラックブルー」

2011年4月13日 11:21 18 1 お笑いナタリー編集部

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

0 2
0 シェア

昨日4月12日に、マセキ芸能社のネタライブ「ライラックブルー」が行われた。

マセキ芸能社の実力派若手芸人たちによるネタライブ「ライラックブルー」。オープニングでは狩野英孝のミーハー話から芸能人との遭遇トークで盛り上がった。マセキでは同ライブへの出演をかけたライブ「ライジングオレンジ」や「フライングピンク」なども開催中。

大きなサイズで見る（全18件）

司会は星野卓也と狩野英孝が担当。狩野はサンドウィッチマンが立ち上げた「東北魂」のTシャツを着用し、4月10日に沖縄で行われたチャリティライブで多くの募金が集まったことを改めて感謝した。そして「このTシャツはすごくいい。2回洗ってもよれない！」と真顔で力説。「前向きに考えて、笑いを取っていきましょう」と、自分と星野に呼びかけた。

前半のネタにはハゲネタでおなじみのグーとパー、オープニングで倉沢の微妙に携帯できないケータイが話題になったツィンテル、狩野英孝、浜口浜村、こばやしけん太が登場。狩野はゲームの世界の“残念な”キャラをリアルに熱演、浜口浜村は「浜村チャレンジ」なるクイズ、こばやしはケータイと充電器を夫婦に見立てた見事なドラマを見せるなど、それぞれ大いに観客を沸かせた。

中盤の有望な若手芸人にスポットライトを当てるコーナーでは、マセキゼミナールの9期生・野球家族が漫才を披露。その後星野と狩野が彼らにいろいろ質問をしていくと、話題は狩野の映画専門学校の時代の話になった。狩野は自身がよく語るエピソードで「田植えに行かされた」という話をしようとしたが、なぜか「ステイアウェイ」と連呼。一同が何のことかわからずポカンとしていると、客席から「ホームステイ」と助け船が入り、やっと会場全体が納得の雰囲気となった。

後半は星野、ジグザグジギー、ゲストのキャプテン渡辺、ナイツ、やまもとまさみがネタを披露。星野はネット用語をオリジナルに解説、キャプテン渡辺はモグラ芸人の生態を詳しく説明、ナイツは地震を考慮し“あること”を自粛、さらに東京都知事選にも触れる時事漫談を見せた。

エンディングでは“モグラ芸人”をめぐって大盛り上がり。「R-1ぐらんぷり」ファイナリストのやまもとと渡辺に注目が集まり、やまもとは渡辺から「モグラの総大将」と言われてしまった。最後は「前に立たれると出演者が見えない」という理由でどんどん端に寄せられた狩野が、「僕たちらしく面白く」とキャッチフレーズを叫んで終了。終演後のロビーでは、出演者たちが募金の協力を呼びかけた。

次回「ライラックブルー」は、同会場にて5月17日（火）に開催。出演はナイツ、狩野英孝、与座よしあき、もっぷんらとなっている。チケット発売は4月16日（土）から。