パンサー向井、TBSラジオ新番組「ふらっと」は「バラエティに富んだ毎日になる」

パンサー向井がパーソナリティを務める新番組「パンサー向井の#ふらっと」の記者会見が本日3月25日にオンラインで開催され、向井をはじめ、各曜日のパートナーを務める滝沢カレン、ココリコ田中、三田寛子が出席した。

「ふらっと」は既報の通り来週3月28日（月）にスタートする番組で、向井の出演は月曜から木曜まで（木曜は隔週）。滝沢が月曜、田中が火曜、三田が水曜、高橋ひかる（スケジュールの都合で会見には欠席）が木曜のパートナーをそれぞれ務める。会見前のTBSラジオ・萩原慶太郎氏の挨拶を受け、これまでも呼ばれていた異名を用いて「ラジオフェアリーです（笑）」と自己紹介した向井は「伝統のあるTBSラジオの朝に選んでいただいた。『ふらっと』のタイトルにあるように日本一敷居の低い番組なので皆さんに入ってきていただきたい。入り口をたくさん作れるような方々が曜日のパートナー。楽しみでいっぱいです」と挨拶した。

日比麻音子（TBSアナウンサー）が進行を務める中、この番組のオファーを受けた心境を聞かれた向井は「伝統的なTBSラジオの朝。伝統の重さや自分の経験を含めて、7:3の割合の7で『ちょっと無理』というのが正直な気持ちだった。でも、二度とこんなチャンスは巡ってこないんじゃないかと。ラジオを聴くことが趣味だったので、このオファーはゴールに近い。50歳、60歳でやりたかったので、ちょっと早いですけど（笑）。引き受けて全力でやってみないとわからない」と述べる。「ふらっと」というタイトルについては「どんな人にでもフラットに開かれたラジオをやりたい」という思いを語り、番組タイトルの中にハッシュタグが入っている意味についても、音楽の記号を引き合いに出したほか「向井の『井』も入ってる」とさまざまな意味を込めたことを丁寧に説明した。

曜日パートナーや木曜アシスタントの喜入友浩（TBSアナウンサー）は向井の意向を受けて選ばれたメンバーとのこと。田中について向井は「僕は名古屋出身でCBCラジオを聴いて育った。学生のときにココリコさんの番組の最終回の公開イベントを客席から観ていた。そんな方と毎週ラジオができるのは夢のよう。朝のラジオは女性パートナーが基本だったが、男性パートナーにもいてほしいという思いがあった」とオファーの理由を告げる。田中は「後輩から声をかけてもらえたのがうれしい。向井とおしゃべりするのが普段からすごく楽しいので、お返しができればいい」と話したほか、「菅さん、尾形さんのぶんまでがんばります！」と宣言し、向井が「パンサーを解散するわけじゃないんです！（笑）」とツッコミを入れていた。

ほかの曜日パートナーについても思いを語った向井は「皆さんそれぞれの球種を持ったピッチャーで、僕はキャッチャー。すごいピッチャー陣を揃えたという気持ち。いかに僕がキャッチできるか、始めてみないとわからない。だいぶバラエティに富んだ毎日になると思います」とまとめる。なお番組のテーマ曲「ラジオはTBS」などを手がけたシンガーソングライターの関取花も途中から会見に登場。かねてよりラジオ好きを公言している関取は「まさか携われるなんて、とうれしい気持ちでいっぱいです」と喜んでみせ、向井は「『ラジオはTBS』は朝のスタートに心躍るような歌。空気感を作ってくれている。番組を立ち上げるにあたって感謝以上のものがあります」と頭を下げた。

質疑応答の際には、「ふらっと」のことを番組内で話題にしていた同じTBSラジオの「さらば青春の光がTaダ、Baカ、Saワギ」との番組コラボについて聞かれ、向井が「お答えすると、関わりたくありません（笑）。朝なので爽やかにしたい。『タダバカ』も土曜深夜で面白いんですけど、もう二度と名前は出してほしくない（笑）」と一刀両断。またライバルについて聞かれると「裏の文化放送さんで朝の番組が始まって、アルコ＆ピース平子さんが出演する。平子さんが『初回は電話をつなぎたい』とも言っていた。ライバルであり、ラジオ業界を盛り上げる仲間であるので、そういう関わり方もできたら面白いかなと思った」と前向きに話した。