劇団ひとりが「バカヤロー」の機微語る、浅草で「浅草キッド」祭り開催

12月9日（木）に配信開始されるNetflix映画「浅草キッド」の特別映像として、監督と脚本を担当した劇団ひとりらのインタビューがYouTubeで公開された。

ビートたけしが作詞作曲した同名曲および自叙伝を原作にした「浅草キッド」は、若かりし頃のたけしが師匠・深見千三郎のもとで過ごした下積みの日々を描く作品。大泉洋が深見、柳楽優弥がタケシを演じ、タケシの相方・キヨシ役をナイツ土屋が務めている。

特別映像ではたけしへの憧れをかねてより口にしているひとりが「孤高な感じが通ずるんですよね」と柳楽の佇まいを絶賛。もともと深見の口癖だった「バカヤロー」が劇中でも飛び交っており、「愛情たっぷりのバカヤローもあれば、本当にバカヤローと思っているときのバカヤローもあるから、ニュアンスは見てもらわないと汲み取れないかもしれない」と「バカヤロー」に込めた心情の機微を語っている。映像にはこのほか、大泉、柳楽のインタビューや撮影中の様子が収められた。

また「浅草キッド」の配信を記念し、浅草六区エリアマネジメント協会とNetflixによる「浅草キッド祭り」が12月7日（火）から22日（水）にかけて開催されることが決定。「バカヤロー！ 芸人なら芸で笑いを取れ！」といった劇中セリフを用いた広告が掲出されるほか、「浅草キッド」仕様のラッピング人力車で浅草を巡りながら、道中で登場する浅草や漫才協会にゆかりのある芸人の寸劇を鑑賞できる「芸人力車」、たけしが愛した牛煮込みを提供するキッチンカーなど、さまざまな施策が予定されている。