正司敏江が脳梗塞のため死去、酒井くにお・とおる「芸人魂を教わった気がします」

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正司敏江が脳梗塞のため昨日9月18日午前1時59分、大阪市内の病院にて死去したことを所属事務所の松竹芸能が発表。80歳だった。

正司敏江

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正司敏江は1940年11月9日、香川県生まれ。1964年に結婚した正司玲児との夫婦コンビ正司敏江・玲児として、どつき漫才で人気を博した。2010年、玲児の他界後はピン芸人として舞台に立ち続け、2016年10月には「正司敏江 芸暦55周年公演」を開催した。

葬儀は故人の遺志により近親者のみで執り行われた。桂福團治、酒井くにお・とおるのコメントは下記の通り。

桂福團治 コメント

敏江ちゃんは誕生日の近い私と同い年で、長い時間、楽屋生活を共にして、心の通じ合った友達でした。相方の玲児君が亡くなってからは漫談などでお客さんを楽しませていました。晩年になってからも私の舞台に何度も誘うと、お決まりの振り袖姿で登場しては、憎まれ口の愛されキャラを存分に発揮してくれ、笑いを巻き起こしていました。ほんとうにお疲れ様でした。向こうでまた、どつき漫才、やってな。ご冥福を祈ります。

酒井くにお・とおる コメント

正司敏江師匠が亡くなられたと聞き驚きと大変寂しい思いでいっぱいです。我々、松竹に入って50年ほどテレビ、寄席、芝居、など数え切れないほど敏江師匠と仕事を一緒させていただきました。誰にでも好かれ、漫才では殴られ、蹴られても楽屋に帰ると明るく元気な敏江師匠の笑顔が思い出されます。その姿で芸人魂を教わった気がします。お世話に成りました。ご冥福をお祈り申し上げます。

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