ABEMAが贈る新たな賞レース「笑ラウドネスGP」。総エントリー数821組から
“劇場番長”として東京・ルミネtheよしもとをはじめ大阪・なんばグランド花月など各地の劇場に立ち続けているプラマイ。岩橋は「めっちゃ笑ってもらえるけど(審査員の)票が入らないっていうことが続いていて、前々からこういう笑いの量を計るシステムでやってほしいと思っていました。でも、今日負けたらもう言い訳できない。いや笑いの量も少ないやん!って思われたら立場がないので」と自信を抱きつつもプレッシャーを感じていたという。「今までウケてきた1軍のボケを詰めるっていう作業をした。それは普段の劇場があるからこそ持っていたデータ」と経験値を発揮。「前の出番のコンビを見ながら傾向と対策を練って、ネタ振りを減らしたり、テンポを早くしたりしたんですけど、対応できた」と直前の調整も舞台数が多いプラマイだからこそなせる技だ。
兼光は「ウケるやろうなって自信はありました。ただ、AIによる判定というのは不安で。岩橋の言うように言い訳のできない大会だったので、ほんまにシンプルにうれしいです。賞に飢えていた時期も長かったですし、初代チャンピオンという称号が光栄」と喜びを噛みしめる。共に劇場で活躍する5GAPが脅威だったといい、実際にその差はわずか0.02ポイント。岩橋は「あの人たちとは勝ち負けを決めたくない。それくらい、劇場の中で神格化されたらええのになって思っているんですけど(笑)。最後2組がめちゃくちゃ高得点の接戦だったので、“劇場でウケるコンビ”っていう名目は守れたんじゃないかな」と強敵にリスペクトを送る。
2人はコロナ禍の中にあって改めて観客の存在に感謝。岩橋は「お客さんがその場にいなかったら勝っていなかった。お客さんを笑かして、お客さんの笑い声を測定するこの大会はいわば“寄席-1グランプリ”」と表現し、兼光は「どかーんていう笑い声は久しぶりに味わいました。普段どおりの舞台の感じでできた」と心地いい環境だったと振り返った。
なお上位5位の芸人には得点×規定の金額が賞金として贈られ、優勝したプラマイは計測値99.45×1万円で99万4500円とABEMAで配信中の人気バラエティ番組への出演権を獲得。岩橋は「最近無理やり一軒家を購入して。エアコンを1基脱着するだけですごいお金と時間がかかるんですね。78歳まで払わないといけないのでそれに充てたい。今建てている最中なんですが、まさに笑い声の大きさで家を建てたみたいなところもありますね(笑)」と笑った。
この番組はABEMAで1週間見逃し配信中。出場者のほか
ABEMA「笑ラウドネスGP」
配信日時:2021年7月18日(日)22:00~24:00 ※見逃し配信中。
<出演者>
MC:
アシスタントMC:西澤由夏(ABEMAアナウンサー)
特別ゲスト:マヂカルラブリー
出場芸人:青色1号(体調不良により出演キャンセル) / あっぱれ婦人会 / お見送り芸人しんいち / cacao / 金の国 / サスペンダーズ / シイナ / ストレッチーズ / スパイク / 滝音 / ドッグ石橋 / 5GAP / ブラゴーリ / プラス・マイナス / わらふぢなるお
ABEMA「笑ラウドネスGP ネタ順ドラフト会議」
配信日時:2021年7月17日(土)22:00~23:00 ※見逃し配信中。
<出演者>
MC:
※記事初出時、優勝者の獲得賞金に誤りがありました。訂正し、お詫びいたします。
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お笑いナタリー @owarai_natalie
プラス・マイナス「お客さんを一番笑かす芸人」を自ら証明、5GAPと僅差で優勝(コメントあり)
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