「全国行きます!」方正と八光の47都道府県落語ツアースタート

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本日1月15日に東京・よしもと浅草花月にて、月亭方正月亭八光による「全国行脚、月亭二人旅」が開催された。

東京・よしもと浅草花月にて、落語会「全国行脚、月亭二人旅」を行った月亭方正(山崎邦正)と月亭八光。今後全国47都道府県でライブを開催予定。「呼んでくれたらどこでも行きます!」と声を揃えてアピールした。

東京・よしもと浅草花月にて、落語会「全国行脚、月亭二人旅」を行った月亭方正(山崎邦正)と月亭八光。今後全国47都道府県でライブを開催予定。「呼んでくれたらどこでも行きます!」と声を揃えてアピールした。

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2人は昨年2009年5月から落語会「月亭二人会」をスタート。今年2011年からは、さらなる高みを目指すため、“会”を“旅”に変えて全国47都道府県をめぐる修行ツアーをすることとなった。

1発目は、東京の笑いの聖地と言われる浅草。最初に登場した八光は、方正の落語家としての顔に触れ、「落語家にはいないハートの持ち主。前なんて、方正さんがやるって言ってたネタをわざと『僕やります』って言ったら、『わかった。俺もやる』って(笑)。落語家ではありえない」と語り、会場を笑わせた。この日のネタは「初天神」と「幽霊の辻」。「関東の人には知られてない」と言いつつも、笑いのたっぷり詰まったテンポ良い上方落語で、関東の観客の心もつかんだ様子だった。

一方の方正は、登場していきなり変顔をするという、八光の言うとおり“落語家ではありえない”技を披露。枕でも、2年前に出版した写真集「奇跡」を受付で販売していたにも関わらず1冊も売れてないことに憤慨し、しきりに「買いなさい」と勧めた。いつもの“山崎邦正”ぶりに、会場も明るくなったところで「看板のピン」を披露。方正のキャラクターともマッチし、3年目とは思えないほど見事な落語を見せた。

会見では、2人とも「たくさん来ていただけて良かった。手ごたえを感じた」とコメント。それぞれまだネタの数が少ないということで、「全国を周る間にできるだけネタをおろしたい」という意気込みを見せた。ただ「全国ツアーなのに、次の開催がまだ決まってないんです!」という焦りも。「僕らまだ吉本にアピールせなあかんかと。みなさん、ギャラは安いですから、どこにでも行くんでぜひ呼んでください!」と全国に向けて真剣にアピールした。

次回は京都あたりでやりたいという話もしているそう。決定次第、吉本興業のオフィシャルサイト等で発表されるので、全国のファンはぜひ足を運んでみよう。

月亭八光、月亭方正一問一答

──この全国ツアーをやろうと思ったきっかけは?

八光:これまでは大阪で月1回やってたんですが、ずっと場所が一緒だと進歩がないので。新しい場所だと新たな発見がありますから。

方正:全国だとその土地土地でネタができますからね。いろんな年齢層の方たちにも見てもらいたいです。

八光:新しいネタもやりたいんですが、次何しようかと考えている間に1カ月くらいかかるんです(笑)。

方正:立川志の輔師匠に「鼠穴」の稽古をつけてもらってるんですが、やりたいですね。冒険も兼ねてその土地で枕も作っていこうと思ってます。なのに2回目が決まってないって。吉本ってシュールでしょ(笑)。

──方正さんにとって落語の魅力とは?

方正:僕、初めて落語を聞いてからまだ4年くらいしかたってないんですよ。魅力にとりつかれたときに、志の輔師匠に「どうして落語なの?」って聞かれて、気持ちを正直に話したら「良かった。出会っちゃったんだね」と言っていただいて、「あぁ、そうか」って思って。それで突っ走ろうと決めました。

八光:僕も最初は本気だと思ってなかったんです。相談されたときに、僕の弟子になったら面白いんちゃうかなって思ったくらい。でも滅茶苦茶本気で。上方落語協会に入るくらいですからね。でも方正さんのおかげで、月亭一門も以前より会う機会が増えて、救世主やと思ってます。

──今後の目標は?

方正:武道館でやりたいって思ってます。噺家100人くらいで集まってとか。落語ってまだまだ生で聴いたことある人が少ないと思うんで、僕や八光みたいにテレビに出てる人がやることで少しでも広げていけたらなと。みなさんぜひ観に来てください!

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