霜降り明星の2人と飯豊まりえが実写「トムとジェリー」日本語吹替版でゲスト声優を務めるのは先に報じた通り。霜降り明星はトムの頭の中に現れる天使(せいや)と悪魔(粗品)に声を当てた。この役の振り分けはアフレコ当日、監督に告げられたといい、粗品は「粗品さんのほうが悪魔っぽいと言われて、当日はうれしかったんですけど、何日かしてから失礼やったんちゃうかな?と思って。(悪魔は)カッコいいし、光栄なんですけど(笑)」と回想。せいやは「性格で決まったと思う。実家の焼肉屋で原価10円の肉を1000円で出してる。生きざま悪魔」と事実を捏造しながら粗品が悪魔の役にぴったりだと強調してみせた。
小学生の頃から「トムジェリ」を追いかけ、恐らく全話観ているというせいやは「その世界に入れるなんて、すごい経験」とオファーを受けた際の感激を明かし、「(アフレコは)笑いながらやりました。あの世界観って何歳になっても笑える。僕らの激しいやり取りのシーンもあるのでぜひそこを観てほしいです」とアピール。監督と相談しながら何パターンか天使の声を試したが、「最終的に、ようよう考えたら完全に美輪明宏さんやんっていう声になった(笑)」と着地点を語った。
トムとジェリーのように「大嫌いだけど、好き」という関係にあるものを問われると、せいやは「はずいですけど……相方っすかね」と決め顔。「ここだけフラッシュ(撮影)ありです。一番デカい媒体どれですか? デカ媒体だけ手挙げてください」と大手取材社のカメラにその顔を惜しげもなく披露しつつ、「嫌いなところもあるけどずっと2人でおったほうがおもろいみたいな、それがすごくお笑いコンビっぽい」とトムとジェリーの関係をお笑いコンビに例える。これを受けて注目された粗品の答えだが、粗品は聞き取れないほどの速さで「麻婆豆腐」と回答。その理由を「味は好きだけど辛いからお腹壊してしまう」と説明し、「四川風の」と付け加えた。
「トムとジェリー」に関するクイズや、トムとジェリーと一緒にやってみたいことをイラストにして披露するコーナーを経て、無事に応援団に認められた3人は、3月19日(金)の公開日まで作品を盛り上げていくことを宣言。その後トムとジェリーを交えてフォトセッションを行ったが、中央で飛沫防止パネルに挟まれていたせいやだけがトム、ジェリーと戯れることができず。するとジェリーがせいやを囲んでいたパネルをさらに狭め、身動きが取れなくなったせいやは「ジェリーさすがやな! 本家さながらのボケ!」と喜んでいた。
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エムカク @m_kac
霜降り明星が、実写映画「トムとジェリー」の日本語吹替版にゲスト声優として参加。
【イベントレポート】粗品が悪魔、せいやが天使「トムとジェリー」配役は性格で?せいや「生きざま悪魔」(写真30枚) https://t.co/TBzHbzRzC8