50PA生配信ライブはぺこぱ集大成の12曲、無観客でも「本当に届いてる」アーカイブ配信開始

昨日10月29日、「ロンドンハーツ」（テレビ朝日系）で誕生したシンガーソングライター・50PA（フィフピーエー）ことぺこぱ松陰寺の生配信ライブが開催された。

狩野英孝扮する50TA（フィフティーエー）のライバルとして番組に登場した50PAは、先日の番組内で視聴者投票によって50TAに勝利し、生配信ライブ出演の権利を獲得。無観客の東京・EX THEATER ROPPONGIのステージより、相方シュウペイはもちろん、バンドメンバーやダンサーたちと共に約70分にわたって全12曲をサービス精神たっぷりに届けた。その楽曲は「ロンハー」で披露されていたオリジナルソング「時を戻そう」「はい」「足りない」「WOW WOW WOW」や、数年前に制作されていたファンにはおなじみの楽曲など。ラストにはヒャダインがアレンジを担当した「決定的」が歌われ、アンコールの「はい」ではキャノンテープの噴射で大団円となった。

基本的に50PAがボーカルを務めたこのライブだが、シュウペイもあらゆる楽曲に顔を覗かせる活躍ぶり。曲中にバックバンドの楽器を次々と奪ってエアーで演奏したり、クリスマスソング「松陰寺讃太勇」で着ぐるみを身にまとって“シュウペイトナカイ”に扮したりとバリエーション豊かな演出で観る者を飽きさせない。シュウペイが歌い出しを担当した「伝えたい事」の中ではテーブルクロス引きに見事成功。自らが作詞作曲し、1人で歌い始めた「なんだっていいじゃん！」の曲中には先日「ロンハー」でオンエアされたのと同じく実の母・康子さんがステージに出演して母子デュエットを繰り広げた。

50PAから招待状を受け取った50TAが、無観客の会場内でライブを鑑賞していることも中盤で明らかに。そこで50PAは、リスペクトしているという50TAの楽曲「ギラギラビンビン」を本人の前で歌い上げることを宣言する。ライバル対決を制した上に曲までも自分のものにしようとする50PAの挑発を受けた50TAの反応とは。期間限定で配信されるアーカイブまたは後日配信される完全版で確かめよう。

さらに、ぺこぱの公式YouTubeで2015年に公開されている「松陰寺太勇II」を50PAが披露した際には、ブレイク前に愛用していた着物姿に“時を戻して”変身。シュウペイと2人でローラーシューズを履いてステージを滑走した。50PAとしてのみならず、長い下積みを経て人気者となったぺこぱとしても集大成と言えるこのライブ。曲間のMCでは、Twitterにリアルタイムで寄せられたコメントを次々と読み上げながら「ありがとう。届いてる。本当に届いてる」（50PA）、「こちらからも伝えていこう！」（シュウペイ）と画面の向こう側にいる多くのファンと思いを共有した。

このライブのアーカイブ配信は本日10月30日（金）22時にTELASAでスタート。バックステージの様子を含めた完全版の動画は後日配信される。