目指すは「落語×音楽」月亭方正が新曲発表、韻シスト・サッコンとMC MIRIも参加

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月亭方正が「Ho-Say」名義で音楽プロジェクトを始動させ、楽曲「看板のピン」を7月1日に配信リリースする。

「看板のピン」配信ジャケット

「看板のピン」配信ジャケット

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作曲を得意としており、「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」(日本テレビ系)の企画内ではダウンタウンやココリコへの楽曲提供を行っていた月亭方正。先月5月12日には、自身のTwitterで「6月に僕が作詞作曲プロデュースのガッツリ音楽 そしてMVお届けします」と予告していた。

「看板のピン」は落語と音楽の融合を試みる楽曲。古典落語の演目「看板のピン」に方正がオリジナルの詞を加えて仕上げており、ゲストとしてラッパーのサッコン(韻シスト)とMC MIRI(我儘ラキア)が参加した。方正は「創作しているうちにいろんなことがわかったし江戸時代と現代が結びついた瞬間でもありました。時代が融合したんです。とにかく創作しているときが楽しかった。皆さんに僕が感じた融合の楽しさが届きますように~」とコメントしている。

なおYouTubeでは「看板のピン」のミュージックビデオも公開された。

月亭方正 コメント

月亭方正

月亭方正[拡大]

僕は落語が大好き。音楽も大好き。好きなものを融合させたいとずっと思ってました。古典落語を披露しながらクラッシック音楽を流してみようかとか落語本編を曲にのせて歌ってみようかとか試行錯誤しているときにラップが浮かびました。ラップって現代の浪曲やん。落語もリズムにのって小拍子打ちながらしゃべるものもあるし~。創作しているうちにいろんなことがわかったし江戸時代と現代が結びついた瞬間でもありました。時代が融合したんです。とにかく創作しているときが楽しかった。皆さんに僕が感じた融合の楽しさが届きますように~。

サッコン(韻シスト) コメント

古典落語にHIP-HOP? 落語は日本産、HIP-HOPはアメリカ産。誰も考えなかったこの融合。落語のマクラはRAPのフリースタイルみたいなもんでしょうか? バックグラウンドはまったく違いますが、噺=Rapしゃべくり。真剣勝負に変わりはありません。実は若い人の中にも落語好きは多いと思います。寄席の落語は年寄りのもんではありません。この機会にやべえ噺を聴きにぜひクラブ=寄席に足を運んでみてください!

MC MIRI(我儘ラキア) コメント

落語は高校生の頃に授業の一環として観に行ったことがあるくらいであまり触れたことはありませんでした。きっと心のどこかで「落語は年上の人の文化」というよくわからない偏見があったんだと思います。今回、落語×RAPという企画を聞いて「すごいミクスチャーだな!」と思い、作品ができあがるまで想像もつきませんでした。実際にやってみて、RAPと落語って本当はとても近いものなんじゃないかと思うようになりました。耳で聞いて物語を想像する。近いようで遠かったものが今だから融合した。色々なものが混ざり合って、化学反応を起こし、電車の中で聞いたら少しぷぷっと笑ってしまうようなそんな音楽ができました。老若男女問わずとにかくたくさんの人に聴いてもらいたい。そして落語もRAPももっともっと皆さんにとって身近な存在になりますように。

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