日本を代表する西洋音楽の作曲家・小山田耕三を演じた志村けん。主人公・古山裕一の類まれな作曲の才能に気づき、コロンブスレコードに専属作曲家として推薦するが、裕一の活躍が自分の地位を脅かすのではないかと恐れてもいるという役どころだ。
志村は「コントとドラマでそんなに大きな違いはないんだけど……笑わせなくていいよね。コントは自分たちで考えて、ここはこうでと、ストーリーが全部わかっているからあまり台本読まないんだけど、ドラマは脚本、演出があっての芝居だし、間違うとみんなに迷惑かけちゃうから、役柄になってセリフをどう言おうとか家で台本読んだりしてますよ。だけど、いざ撮影になるとセリフとんじゃうの(笑)」とコントとは異なる心境で撮影に臨んでいると吐露。緊張感のあるシーンが多く、笑わせるキャラクターではないと言いながらも「でも、ついつい何かしたくなっちゃう(笑)」とコメディアンとしての性を覗かせ、「僕の出ているシーンは、困ったことにあまり笑いがないんですよ。俺、譜面も読めないのに役柄はみんなが憧れる作曲家で、ちょっと意地悪っぽいところもある。いつもの志村けんらしくない、こんなこともやりますよってところを見てもらえれば、うれしいね」と見どころを語っていた。
連続テレビ小説「エール」
NHK総合 毎週月曜~土曜8:00~8:15ほか(土曜は振り返り)
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不自井由子|ふじいゆうこ @fujiyoucat
でももうこの世にいない
志村けん、見どころは“らしくない”役柄「でもついつい何かしたくなっちゃう(笑)」(コメントあり) https://t.co/u0ph7RAzuZ