松竹映画100周年を記念する作品として制作される「キネマの神様」は、原田マハの同名小説を実写化するもの。志村は主人公のゴウ役を演じ、菅田は若い頃のゴウに扮する。
同作は、無類のギャンブル好きで妻・淑子(
クランクインは3月の予定。志村は「緊張感と不安を感じつつも撮影に入るのをとても楽しみにしています」とコメントしている。
志村けん コメント
僕が映画に出演させていただくのは人生で2度目で、前回から約20年ぶりになります。松竹映画100周年という節目の作品に選んでもらい光栄なことだと思っております。ありがとうございます。山田洋次監督の作品もたくさん観ていましたので、緊張感と不安を感じつつも撮影に入るのをとても楽しみにしています。
菅田将暉 コメント
今回このような素敵な座組に呼んでいただけたことを心から感謝しています。山田洋次監督のもと、キネマの神様が微笑んでくれるよう丁寧に紡いでいきたいと思います。脚本を読みながら、体が熱くなりました。この世界に入ってよかった。そんなふうに思いました。撮影所と映画と映画館とそこにいる人たち。この優しい情熱がどうか届きますように。よろしくお願いします。
永野芽郁 コメント
松竹映画100周年記念作品である本作に山田組の一員として出演できること、とても光栄に思います。山田洋次監督が生みだす温かい世界に自分が存在できる喜びと、緊張感で今から撮影が待ち遠しいです。菅田さんは3回目の共演ですが、今までとは違う関係性の役どころなのでどんな空気が生まれるのか、とても楽しみです。大先輩方とご一緒して、たくさんのことを吸収できるように精一杯がんばりたいと思います。
宮本信子 コメント
約50年ぶりの山田組となります。山田洋次監督が手がける「キネマの神様」という、この上なく素晴らしいタイトルを持った作品に参加できることをうれしく思っています。志村けんさんとご一緒するのは初めてなので、とても楽しみにしております。映画を愛するお客様に届けられるよう撮影に臨んでまいります。
山田洋次 コメント
その昔、映画が娯楽の王座を占め、また日本映画が世界中の関心と尊敬を集めていた黄金時代があった。あの頃の撮影所はまさに夢の工場として活気に溢れていて、通俗娯楽映画から映画史に残る芸術作品まで続々と作られていた。この時代に華やかな青春を過ごした映画人の喜びと悲しみの人生を、映画製作百年の歴史を持つ松竹を舞台としてドラマチックに描きたい。
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