ランジャタイがK-PRO年間MVPに!デビはデビ賞2連覇「他のデビの追随を許さず」

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昨日12月29日、K-PRO主催のイベント「K-PROライブアワード2019&今年も色々ありました忘年会スペシャル!(ちょびっと戦略発表会)」が東京・新宿バティオスで開催され、ランジャタイが栄えある2019年のMVPを受賞した。

MVPを獲得したランジャタイと、その間に割り込むウエストランド河本。

MVPを獲得したランジャタイと、その間に割り込むウエストランド河本。

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「K-PROライブアワード」は、K-PROのライブに出演してきた芸人をさまざまな角度から表彰するイベント。6年目を迎える今回はニュークレープ・デビによる進行のもと、児島気奈代表をはじめとするK-PROスタッフの投票によって決定した11部門の結果が発表された。またイベント中はゲストのランジャタイ、ウエストランドエルシャラカーニかが屋ストレッチーズさすらいラビーまんじゅう大帝国ナイチンゲールダンスモンローズ、ひつじねいり松村が客席の最前列に座り、賑やかなガヤで会場を盛り上げた。

まんじゅう大帝国

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もっとも活躍した若手芸人を表彰する「最優秀新人賞」は、3位がフランスピアノ、2位がナイチンゲールダンス、1位がまんじゅう大帝国という結果に。まんじゅう大帝国が1位に選ばれた理由を児島代表が「若手の中では田中くんがリーダーシップをとっていて、竹内くんはムードメーカーとしていろんなライブを盛り上げているから」と説明すると、モンローズ宮本が突如「ムードメーカーは僕です!」と異を唱える。児島代表はそれをスルーして「竹内くんは人懐っこいキャラクターで楽屋の中心にいて、先輩にもかわいがられていて、K-PROのマスコット的存在だと思います」と話を続け、竹内もうれしそうにアルファベットの「K」を全身で表現。宮本は「俺だってできるけどね!?」と同じくKのポーズを決めて対抗心を燃やし続けた。

「反省大賞」3位のひつじねいり松村と1位のウエストランド井口が、芸人たちのムチャぶりによりPPAPを披露させられているシーン。

「反省大賞」3位のひつじねいり松村と1位のウエストランド井口が、芸人たちのムチャぶりによりPPAPを披露させられているシーン。[拡大]

「これだけはやってはダメだろう」というトピックを取り上げる「反省大賞」では、ウエストランド井口がファンを名乗る人物との恥ずかしいやり取りを晒された通称「いぐちんランド事件」が1位に選ばれる。井口は「なんでこんなことで」とボヤきながら舞台に上がると、「酷かった人の1位は(モグライダー)ともしげ。落ち込んでるときに『今日の主役がいるぞー!』ってイジってきたし、今もまだそのテンションでイジり続けてくる」「あいつは人の不幸を戦争だと思ってる。風化させないようにしようとしている」と恨み節。また「“いぐちん”関連の仕事のオファーが届きすぎて、その件に関係なく呼ばれた漫才の仕事にも“いぐちん”の詳細を書いたアンケートを送ってしまった」「『M-1グランプリ』では絶対に“いぐちん”のことを言わないようにしていたが、不安になって冒頭に入れてしまった」という裏話も明かして会場の笑いを誘った。

「デビ賞」の大賞に輝いたニュークレープ・デビ。

「デビ賞」の大賞に輝いたニュークレープ・デビ。[拡大]

K-PROの若手バトルライブ「ゲレロンステージ」などでMCを相当数こなしているニュークレープ・デビを称える「デビ賞」も。昨年は「K-PROのゲレロンだけじゃ飽き足らず、個人的に“闇ゲレロン”を開催している」「公園で小学生を相手に“青空ゲレロン”を開いている」とイジられていたデビだが、今年はついに「出演予定のないゲレロンステージに呼ばれていると勘違いし、Twitterで告知する」「オーディション仕事を忘れ、出演予定のないゲレロンステージに行こうとする」という事件が発生。芸人たちの冗談が現実に近付いていることに界隈は騒然としたというが、当の本人は「他のデビの追随を許さず2連覇させていただきました。ぜひ1度、ゲレロンステージにお越しください」と挨拶し、“ゲレロン狂い”ぶりを見せつけた。

ランジャタイの間に割り込むウエストランド河本。

ランジャタイの間に割り込むウエストランド河本。[拡大]

最後のMVP発表では、児島代表がランジャタイの選考理由を「お客様アンケートの『次も見たい芸人』でいつも1位。出演するライブではいつもトップクラスに盛り上げていただいた。これからも変わらずに狂気と奇妙さを見せてほしい」と説明。ウエストランド井口は「結局ランジャタイが一番面白い。だけどランジャタイが一番になる世界はなんか嫌ですよね(笑)」と述べて2人を祝福した。MVP受賞者の記念撮影タイムでは、ウエストランド河本がランジャタイの間に割り込み、何を言われてもまったくどかないという暴走を見せる。芸人たちからは「お前何もノミネートされてねえだろ!」「1回マジでどいて!」と野次が飛んでいた。

なお昨日のイベントでは、K-PROの戦略発表会も行われ、児島代表が今後の目標を発表している。その内容は「いろんな劇場でスペシャルライブを開催する」「東北でも精力的にライブを行う」「大喜利ライブを強化する」など。また「芸歴5年前後の若手と“ちょっとお兄さん”を組み合わせたV6スタイルのユニットの構想もある」という話題になると、エルシャラカーニ・セイワが「お兄さんってどのくらい?」と興味を示すが、周りから「あなたはV6じゃなくて少年隊です!」とツッコまれていた。

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「K-PROライブアワード2019」結果

MVP

1位:ランジャタイ
2位:さすらいラビー
3位:かが屋

最優秀新人賞

1位:まんじゅう大帝国
2位:ナイチンゲールダンス
3位:フランスピアノ

ベストライブ賞

1位:K-PRO耐久ライブ第7弾・駆けぬけろ耐久ロード!
2位:K-PROネタライブ
3位:K-PROネタカーニバル ~本ネタ・カバーネタ祭り!~

名言賞

1位:ザ・ギース尾関「我々はもう薬が効きづらい」(井口と7人のこびと)
2位:ひつじねいり細田「一生青春しててーじゃん!」(駆けぬけろ耐久ロード!)
3位:モンローズ宮本「その日で一番ウケた人がその日の目玉でございます!」(バティオスネタ祭り)

ベストツッコミ賞

1位:ストレッチーズ高木&ナイチンゲールダンス中野「芸人芸人芸人みたいに言うな!」(エイトクラベル)
2位:モグライダー芝「フリフリフリは三振ですからね!」(トッパレ(A))
3位:ひつじねいり細田「V-1ではねえだろ!」(PROJECT NewZ)

ベストパフォーマンス部門

1位:モンローズ無双
2位:オジンオズボーン篠宮のアイマスク伝言ゲーム
3位:ランジャタイ七変化

マスターズ(芸歴15年以上)賞

1位:ザ・ギース
2位:オジンオズボーン
3位:エルシャラカーニ

ポンコツ賞

1位:ストレッチーズ福島
2位:モグライダーともしげVSさすらいラビー中田の高速しりとり(トッパレ(A))
3位:ねじ・せじものインナーミス(新春K-PRO!ネタ!企画!トーク!~お年玉付き~)

反省大賞

1位:ウエストランド井口のいぐちんランド事件
2位:スタンダップコーギー奥村うどんのSNS
3位:ひつじねいり松村

スベり大賞

1位:さすらいラビー中田 スケベルーム(トッパレ(A))
※「スベり大賞」は今年で廃止される予定だったが、さすらいラビー中田がアワード直前のライブで見過ごせないほどのスベりを見せたため急遽用意された。

デビ賞

1位:ニュークレープ・デビ

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らふ @LaughMzbk

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