吉本興業が北海道・下川町とタッグを組み、オリジナルの吉本新喜劇 「しもかわ森喜劇」と
SDGsの達成に向けて優れた取り組みを行っている企業・ 団体を表彰する「ジャパンSDGsアワード」で賞を受賞している吉本興業と下川町は2018年7月にSDGs推進における包括連結協定を結び、「プロジェクト“下川町株式会社”」を開始。「しもかわ森喜劇」は出演者や衣装、小道具、音響、照明といったスタッフなど舞台上演に必要なすべてのセクションに下川町民が携わるもので、下川町役場の職員が大阪にて2カ月半の吉本新喜劇研修に励んでいる。
西川は「吉本興業のエンタテインメントの力と、下川町のローカルな力がコラボしてどうなっていくか、本当に楽しみ」と期待を明かし、吉田は「これをきっかけに吉本新喜劇が広がっていったらうれしいし、みなさんと一つの舞台を作って、下川町に活気が出るようお手伝いできたら。『次は私も出たい』と余韻の残るような新喜劇を作りたい」と意気込む。会見中、しきりに「温かい」という言葉を使う吉田に対し、すっちーは「この人、ことあるごとに『あったかい新喜劇、あったかい新喜劇』って言ってる。おもろいんやろうなあ!? あったかいだけじゃなくて!」とすごんで温かさと笑いの両立を約束させた。
また吉本新喜劇に“出向”という形で公演の打ち合わせから参加し、上演までの制作過程を学んでいる下川町役場の職員・佐藤将平さんがその成果を披露する場面も。吉田の見本のあと、すっちーと「乳首ドリルすな!」の一連のやり取りを完璧にやりこなしてみせ、会場を沸かせる。これには谷一之町長も「素晴らしい。このまま下川町に帰ってこないんじゃないか」と拍手を送った。
品川監督映画の主人公はシンガーソングライターになるため上京し、地下アイドルとして活動している30歳手前の女性。品川は「下川町はチェーンソーアートが有名なので、きれいな緑のあふれた山でスプラッターホラーを撮りたいって言ったら大反対されました(笑)。挫折から自分を見つめ直す、青春映画です」と半分ほど書き上げている脚本の内容を明かす。さらにキャストについて「次のステージに入る前の人ってパワーがあって、そういう“グツグツ”している感情を持った人に出てほしい」と述べると、隣にいた西川が小声で「僕だな……」と立候補。品川は「グツグツしてた、まだ!(笑)」と西川のバイタリティに驚いていた。
なお同作は今年8月下旬から9月にかけて撮影される予定。全国公開を目指しており、品川は「単なる地域映画ということではなく、面白い映画を下川町で撮るつもり。全国の人に観ていただきたい」と語っている。
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吉田裕率いる“森喜劇”と品川ヒロシ監督の新作映画、下川町とのタッグで製作決定
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