タモリ「とっつきやすいけど難しい」遺伝子がテーマのNHKスペシャル「人体」

来月5月5日（日・祝）と5月12日（日）に「NHKスペシャル シリーズ 人体II遺伝子」（NHK総合）が放送され、タモリが山中伸弥（京都大学教授）と共にMCを務める。

この番組は、2017年に放送されて好評を博した「シリーズ 人体」に続くもの。新シリーズのテーマは「遺伝子」で、世界最先端の研究現場で進む遺伝子解読の世界を2回にわたって伝える。本日4月25日、東京・NHKにて行われた記者会見にタモリと山中氏が出席。タモリは番組収録を振り返り「最先端のテーマで面白かった。いつも収録中には『なるほど』と思うが、収録後に思い出してもわかるところとわからないところが、まだら模様。とっつきやすいけど、難しい」と感想を語った。

番組の中で遺伝子検査も話題となっており、これについてタモリは「興味が少し出てきた。もう少し精度が上がったら受けてみようかな」とコメント。近年の科学の進歩に関しては「10年や20年で全然違う結論が出てくる。これからそのスピードはもっと速くなる。それを考えるとちょっと恐ろしいなと。この番組、早く辞めたい（笑）」と弱気に話して取材陣の笑いを誘う。山中氏はタモリの話を受けて「科学技術の進歩に、社会としても個人としても付いていかなくてはいけない。科学者だけじゃなくいろんな人との協力が必要」と訴えた。