プリマ旦那が昨日4月1日、大阪・よしもと漫才劇場にて「プリマ旦那ラスト単独『三八旦那』」を開催した。
既報の通り、同ライブで「
プリマ旦那として最後の単独ライブ「三八旦那」はこれまで応援してきた多くのファンで満席に。11年間の歩みをまとめたオープニングVTRで会場は感動的なムードに包まれた。登場した野村は、あまりにもエモーショナルなVTRを受けて「……解散する?」と言い放って笑いを誘う。自身が好きなBLANKEY JET CITYの解散ライブをイメージした演出だったそうで、その仕上がりに満足げだった。
披露したのは20代の頃にやっていたネタを中心に構成した60分漫才。ファンはプリマ旦那の歴史を感じられるノンストップ漫才に身を任せて笑った。エンディングでは新コンビ名を発表。野村は「がっつり昭和感のある名前です」と紹介し、河野は「プリマ旦那という名前をこれまで応援してくれて、ありがとうございます」と感謝した。
ライブ終了後には改名についての囲み取材が行われ、「胸踊る気持ちもありながら、元号をコンビ名に使う責任感や緊張もあって、今日この日を迎えるのは日本国民の皆さんと同じく、緊張して拝見しました」と野村。「令和」の発表に最初は面食らったというが、「僕らの『喜多みな実』も、漫才を観た皆さんが喜んだり幸せな気分になってもらいたいという気持ちを込めたので、『令和』という元号と符合するところがあるのかなと思います」と述べた。
千鳥ノブに「西日本一ダサい」とイジられたこともあった「プリマ旦那」というコンビ名だが、「愛着もあるし寂しさもあります」。「もしまたノブに『ダサい』と言われたら?」という質問には、「当時はまだ21歳でイジってもらったというより『変な名前なんや……』と打ちのめされた感覚があったけど、いろんな経験を積んで辛酸を舐めてきましたので、今度はそれくらいでヘコまない。『ノブ小池』から再改名したノブさんに言われたくない、というのはあります(笑)」と返してみせる。
「令和」から次の新元号へ移る際に再び改名する可能性はないと否定し、河野は「次の元号が出たとき僕らが活躍していれば後輩が新元号をコンビ名につけることに意味ができる。そうなるように、僕らもがんばらないと」と決意。野村も「漫才師は世相を斬ってお客様に伝える演芸。そういう意味でも僕らは『令和』で行く。僕は劇場の漫才が本当に好きで、舞台に立たれている漫才師さんに憧れて吉本に入りました。令和の元号のうちに、花月で看板を掲げることを実現したい」と熱く語った。
プリマ旦那改メ「令和喜多みな実」襲名披露公演
日時:2019年5月1日(水・祝)19:00開場 19:30開場
会場:大阪・なんばグランド花月
料金:前売2500円 当日2800円
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