お笑いナタリー - 毎日読めるお笑いニュースサイト

しずる村上、「まく子」ドノ役をドッキリと疑うも「信じて裏切られたほうがいい」

874

左から鶴岡慧子監督、山崎光、内川蓮生、しずる村上。

左から鶴岡慧子監督、山崎光、内川蓮生、しずる村上。

しずる村上が本日3月23日、東京・テアトル新宿にて行われた映画「まく子」のトークショーに出演した。

本作は西加奈子の同名小説を鶴岡慧子監督が実写化し、小さな温泉街に住む小学5年生の男の子・サトシが不思議な魅力を放つ転入生・コズエの秘密を知ることで少しだけ大人に近付いていく物語。サトシを山崎光、コズエを新音、サトシの父・光一を草なぎ剛、母・明美を須藤理彩が演じ、村上は大人なのに子供たちとばかり一緒にいる青年・ドノ役で参加している。

本日のイベントには村上と鶴岡監督、山崎、ドノと心を通わせる不登校児ルイを演じた内川蓮生が登壇。山崎や内川の身長が撮影時と比べてずいぶん伸びたことに村上が驚いたり、山崎が学校でサッカーをするときに「まく子」というあだ名で呼ばれていることが明かされたりと、和やかな雰囲気でトークはスタートする。

村上は出演オファーを受けた際「びっくりした」といい、「芸人のアレルギー反応として、映画の話ってまず1回ドッキリだと疑うんです。一旦そう思ったほうが身のため」と警戒したことを告白。しかし原作を読み、ドノというキャラクターが嘘か本当かよりも相手が信じていることを同じように信じるまっすぐな人物だと知って「信じることを大切にしようって思った。ドッキリでもいいや、信じて裏切られたほうがいいやって、よりドノの気持ちが入ってきた」と考え方を改めたのだと振り返った。

原作者の西加奈子はそんなドノと彼を師匠のような存在として慕うルイのシーンをインタビューなどでお気に入りシーンに挙げているという。監督は「(2人のシーンに)演出しましたかねえ?」ととぼけつつ、「ドノはもともと好きなキャラクターでキャスティングも悩み抜いた。村上さんと衣装合わせでお会いしたときにドノだ!ってテンションが上がりましたし、内川くんもお会いしたその日からルイだった。まんまだなっていう安心感がありました」と印象を語る。「このペアは物語にとって重要で、コズエとサトシのストーリーラインがありつつ、別の視点から物語を豊かにしてくれる」と述べ、2人の存在のおかげで描きたかったことを実現できたと手応えを明かしていた。

「まく子」はテアトル新宿ほか全国で公開中。

山崎光の崎は立つ崎(たつさき)が正式表記。
※草なぎ剛のなぎは弓へんに前の旧字体、その下に刀が正式表記。

(c)2019「まく子」製作委員会/西加奈子(福音館書店)

お笑いナタリーをフォロー