ザコシが再び「ノーセンス」優勝!前衛芸術のような“武勇伝”に一同感動

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昨日2月22日、東京・松竹芸能 新宿角座にて「ノーセンスユニークボケ王決定戦」が開催され、ハリウッドザコシショウが優勝した。

“武勇伝”を披露する(左から)ハリウッドザコシショウ、オジンオズボーン篠宮。

“武勇伝”を披露する(左から)ハリウッドザコシショウ、オジンオズボーン篠宮。

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「おしゃれな笑いができない」「ボケたいときにひたすらボケる」という芸人たちが、自らのノーセンスぶりを競う「ノーセンスユニークボケ王決定戦」。昨日はみなみかわによるMCのもと、ハリウッドザコシショウ、オジンオズボーン篠宮、いち・もく・さん・くぼた、イワイガワ・岩井ジョニ男、サンシャイン池崎、流れ星ちゅうえい、永野新宿カウボーイかねきよ、錦鯉・長谷川、野性爆弾ロッシーが自由なボケ合戦を繰り広げた。

オープニングで理由もなく奇声を上げる永野。

オープニングで理由もなく奇声を上げる永野。[拡大]

オープニングでは初登場のロッシーが挨拶すると、横のかねきよが櫛を取り出して「クッシー」とひとボケ。すると今度はザコシが「クッソー(糞)」と和式便器にまたがるポーズを決め、くぼたがそこに顔を近付け「カッグー(嗅ぐ)」と言い放つ。目まぐるしいボケの応酬にロッシーは「毎回こんなんなんですね!? 今日が特別テンション高いわけじゃなく!? すげえ!」と感心。また永野は「松竹の関係者に聞いたんですけど、このライブの裏テーマが『いち・もく・さん・くぼたを売る』らしいです。くぼたのために立ち上げられた松竹のプロモーションライブ! 俺ら付き合わされてるの!」と明かし、くぼたを指差して「期待はずれ! 期待はずれ!」と罵った。

異様に遅い「ダメー!」を放つハリウッドザコシショウ。

異様に遅い「ダメー!」を放つハリウッドザコシショウ。[拡大]

「ノーセンス トム・ブラウン」と題されたコーナーでは、「ダメー!」のツッコミでおなじみの布川役をみなみかわが務め、参加者たちがみちおの“合体ボケ”をノーセンスに展開することに。オジオズ篠宮がトム・ブラウンを5組集めて“トム・ブラウンコ”を作ったり、ジョニ男がそうめんを5本集めてひやむぎを作ったり、ロッシーが数字を集めてサイコロを作ったり、各自が独創的なノーセンスぶりを発揮する中、ザコシはなぜか布川役で挑戦。「ダメー!」を10秒以上叫び続ける、異様な遅さのツッコミを放って会場の爆笑を誘った。

赤井英和を見つけて大騒ぎする一同。

赤井英和を見つけて大騒ぎする一同。[拡大]

続いての企画は、ルーレットで出た芸能人の架空の冠番組名を答える「ノーセンス 冠番組」。ここでは、すさまじい勢いで芸能人の顔が切り替わるルーレットを見た永野が「ずっと見てたら怖くなってきた! サブリミナル系の速さじゃん! トラウマになるわ!」とうろたえる。さらにほかのメンバーもルーレットを止めずに「あっ、一瞬、寺島しのぶが見えた!」「旦那がフランス人!」と大騒ぎ。みなみかわが「ルーレットで遊ばないでください! ちゃんと止めてください!」とツッコんでも、永野は「サブリミナル効果でここにいる全員が寺島しのぶが好きになっちゃったらどうするんだ!」と喚き散らす。

Mr.Childrenの宣材写真を再現する一同。

Mr.Childrenの宣材写真を再現する一同。[拡大]

気を取り直して再度ルーレットが回されると、今度は芸人たちが一瞬見えた赤井英和に反応。「脳を触ってゲロ吐いた人!」「『高校教師』に出演して演技の幅を広げた人!」「どついたるねん(赤井英和の自伝および主演映画)!」「脳触るねん!」と赤井に関連する情報をひたすら挙げていく。その後、永野の「B'zもいるから、B'zで止められるかっていうゲームにしましょう」という提案により企画の趣旨自体が変わったが、一同はなかなかB'zで止められず。最終的に、ルーレットに含まれていたMr.Childrenの宣材写真をみんなで再現する流れになり、くぼたは「後ろのビルをやります」、ロッシーは「Mr.Childrenの『.』をやります」、かねきよは「写真の枠をやります」とそれぞれ自分の役割を見つけていた。

8.6秒バズーカーになりきる(左から)永野、流れ星ちゅうえい。

8.6秒バズーカーになりきる(左から)永野、流れ星ちゅうえい。[拡大]

「ノーセンス リズムネタ」は、ランダムに選ばれた2人が指定されたリズムネタを披露するコーナーで、まずは永野とちゅうえいが8.6秒バズーカーに挑戦することに。2人は「ラッスン!」「ゴレライ!」「ラッスン!」「ゴレライ!」と掛け合いながら様子を伺っていたが、徐々に「ムーキムキムキー!」「ガーリガリガリー!」「青青青青!」「赤赤赤赤!」「ピカピカポカポカ太陽さん!」「静かなお月様ー!」と反対のことを言っていくスタイルを確立。そのポップな内容に場内はおおいに盛り上がり、永野は「頭の運動になった! 脳トレ! アプリで出せばいいのに」と満足げに語っていた。

クールポコ。になりきろうとするも、2人でせんちゃん役になってしまう(左から)サンシャイン池崎、野性爆弾ロッシー。

クールポコ。になりきろうとするも、2人でせんちゃん役になってしまう(左から)サンシャイン池崎、野性爆弾ロッシー。[拡大]

続いてオリエンタルラジオの“武勇伝”をコピーすることになったオジオズ篠宮とザコシは、ひたすら無言で奇妙な動きを繰り返し、周囲を「前衛芸術!」と感動させる。またロッシーと池崎はクールポコ。になりきるが2人ともせんちゃん役になってしまい、かねきよから「2000(にせん)ちゃん!」とノーセンスなガヤを受けた。ラストを飾ったのは、ジョニ男と錦鯉・長谷川によるバンビーノ。「中年2人がバンビーノわかるのかよ!?」との野次を受けながらも2人は謎のダンスを披露し続けたが、「ダッセえ!」「カッコ悪!」と暴言が止むことはなかった。

生命線を食べて死のうとする新宿カウボーイかねきよ。

生命線を食べて死のうとする新宿カウボーイかねきよ。[拡大]

ほかにもさまざまな企画が展開され、結果発表の時間に移行しても一同はボケまくり。ここでは「今から生命線を食べて死にます」と宣言して自らの手にむしゃぶりついたかねきよが特に大きな笑いを誘っていた。優勝がザコシであることが発表されると客席からは大きな拍手が。2017年に初参加した際も王者となっている彼は「この優勝を寺島しのぶさんに捧げます」とコメントしてライブを締めくくった。

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鬱P/Utsu-P @asshole_wii

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