有吉がハリウッド映画TVCMで登場人物に毒づく

本日5月11日、有吉弘行が映画「レギオン」のテレビCMナレーション収録を都内で行った。

毒舌王として名を馳せる有吉が、今回は天国や地獄などの神話を取り入れた異色ハリウッド映画のTVCMで、映画そのものに毒づくナレーションに挑戦。天井を這い回る老婆には「ゴキブリばあちゃん」、アゴが伸びる男には「アゴ」など、映画のスリルが吹き飛ぶようなあだ名を付ける有吉らしさ全開のCMとなっている。

初のテレビCMナレーションを経験した感想を聞かれると「案外あっさり終わるもんですね。こういう仕事のほうが効率が良くていいですね」と余裕のコメント。「ディレクターさんから『もっと憎らしく』という注文もありましたが、和気あいあいとした雰囲気の中でできました」と収録を楽しんだ様子だった。「今回の仕事をきっかけにいろんな映画の悪口を言いたい。おすぎさんや毒蝮（三太夫）さん的な方向を目指したいですね」と展望を語った有吉。「普通に褒めるナレーションもやりたい」と言いつつ「もちろん褒めるとなると気持ち的に嘘つくことになりますけど、たいていの人は嘘つきながらやってますから、僕だけ正直に生きろってのもおかしいでしょ」と素直な気持ちを明かした。

CMは5月15日から全国主要都市にてオンエア開始。人類と天使の壮絶な闘いを描いた映画「レギオン」は5月22日から新宿バルト9ほか全国ロードショーされる。