出川「泣きそうになった」バックミラーにキャロル歌うさんま、ロケ後のメールにも感激

7月14日（土）放送の「出川哲朗の充電させてもらえませんか？」（テレビ東京ほか）に既報の通り明石家さんまが出演する。オンエアに先がけて行われた番組の記者会見に出川哲朗が出席した。

さんまは、司会を務めていた「サタデーナイトショー」から34年の時を経てテレビ東京の番組に出演する。これはTBSの正月特番「さんま・玉緒のお年玉！あんたの夢をかなえたろかSP」で、出川がさんまに「ぜひゲストで出てください」とお願いしたことを発端に、何度かのやり取りを経て実現。出川はさんまをゲストとして迎えたことについて「自分の冠番組がゴールデンでできたっていうことも夢のようなんですけど、その番組にさんまさんにゲストで来ていただくなんて、3年前では考えられないこと。本当に夢のような出来事でした」と驚きと共に語った。

ロケ中のさんまの様子を「とにかくお客さんに対するサービス精神が半端ない」と言う出川。プライベートでもファンサービスに余念がないさんまの姿に若手の頃から憧れ、「僕、この番組で道行く人に時間がある限り対応したいんですけど、それをやるようになったのはさんまさんの影響がすごくデカいんです」と明かす。また今回の一番の思い出は「2人でキャロルの『ファンキー・モンキー・ベイビー』を歌いながらバイクで走ったこと」。その理由を「京都の尼寺に修行に行かされたとき、永ちゃん（矢沢永吉）の『成りあがり』を読んでいて、『やっぱ自分の好きなことをやってビッグにならなきゃダメだ』と思った。その矢沢のキャロル（の歌）を、自分の番組でさんまさんと走りながら歌ってるっていう……。バックミラーを見たら、さんまさんが『ファンキー・モンキー・ベイビー』を楽しそうに歌っていて、泣きそうになりましたね、いろんな思いが巡ってきて」と振り返りながら説明し、「たぶんいいシーンになってると思うので、まさかのカットはないと思います（笑）」と視聴者にもアピールした。

今回の旅先は山形。地元の人とさんまのやり取りでもっとも印象的だったことを聞かれた出川は「もうほとんど“印象”ですね！ 正直言うと僕はただのお客さん。絡みを見て笑ってるだけでした」と回想した。風呂でさんまに熱湯をかけられるシーンも「すごくうれしかった」。収録後にお礼メールを送ると、「いつもいつも私の番組でがんばってくれてるので、ちょっとでもお返ししただけや」と温かい返信があり、「温泉の熱い湯のときの『もっとちょうだい』好きです。お疲れさまでした」という言葉で結ばれていたという。出川は「いやあもう…かっこいい！ あんな大先輩が、日本のスターが俺ごときにお返しと思ってやってくれてたんだって……。普段さんまさんはそんなこと言わないから、そう思っててくれていたのもすごくうれしかった」と感慨深そうだった。