吉本興業が「SDGs(Sustainable Development Goals)」を推進するために北海道下川町と連携協定を締結。この発表会見が本日7月2日に吉本興業東京本社で行われ、
2030年に向けて世界規模で取り組まれている「SDGs」は、「持続可能な農業を推進する」「貧困をなくす」「ジェンダーの平等を達成する」といった17の“持続可能な開発目標”を総括したもの。SDGsの達成に向けて優れた取り組みを行っている企業・ 団体などを政府が表彰する「ジャパンSDGsアワード」第1回では、最高賞にあたる「SDGs推進本部長(内閣総理大臣)賞」を下川町、特別賞にあたる「SDGsパートナーシップ賞」を吉本興業が受賞した。
今後、吉本興業と下川町は「プロジェクト“下川町株式会社”」を実施する。これは吉本興業がコンテンツ力、プロモーション力、デジタル展開力などの強みを生かして、下川町の魅力を最大限に引き出す取り組み。活用されていない地域資源に新しい価値を加えながらSDGs達成に貢献することを目指す。
会見ではまず、千鳥ノブが「アロマを焚いてる会見場……クセがすごい!」と幻想的なセットをイジって笑いに。また下川町長・谷一之氏や、吉本興業の代表取締役社長・大崎洋氏の厳かな挨拶が続いたあと、その感想を聞かれた大悟は「本当にそうだなあって感じです……」と返し、ノブから「うしー(薄い)なー。『そうだなあ』はコメント史上一番うしーぞ」とツッコまれた。
「こんなフォーマルな会見に呼ばれたことがない」というガンバレルーヤは終始そわそわした様子。よしこは「言ってはいけないことを言ってしまいそうです」とコメントし、木村から「言ってはいけないことが何か、わかってるってことやないか」とツッコまれる。また、まひるは「SDGsは国連が掲げる目標ということで、最初は難しいのかなと思っていましたが、学んでみると、私たちでもすぐにできることもありましたし、まずは知ることが大切なんだとわかりました」とゆっくりと真剣に語るが、会場からはクスクスと笑いが。大悟は彼女を「マジメにしゃべってウケるという最強の芸人。ジミー大西さん以来の逸材」と称賛した。
名産品の紹介コーナーでは、一同が下川町のトマトを試食することに。木村が「甘くておいしい。あとから酸味がくるけど、甘みを消さない程度」と丁寧に味の感想を伝える一方、よしこは「お肌によさそうですね。私は首にイボが40個あるんですけど……」と話し、ノブから「今、イボ40個の話はいい! イボ40個の話は新聞に載らない!」とトークを制される。一方、まひるはトマトジュースを一気飲みすると「おいしい」とニッコリ。のほほんとした口調を、千鳥から「あなた、おばあちゃんに育てられました?」「話し方がずっと『日本昔ばなし』のトーン」とイジられていた。
会見の最後に登場した西川きよしは、司会席に駆け寄り「千鳥もこんな大きな会見の司会をするようになったんやなあ!」と興奮気味に語る。今回の取り組みについては「あの吉本興業がこんなに世のため、人のためになるとは……」と述べるが、自分が吉本新喜劇の“通行人A”をやっていた頃の話へ徐々にスライド。大悟は「そこからの“師匠ヒストリー”は長すぎる!」「『小さなことからコツコツと』をやってはよ帰ってください!」と言い放ち、取材陣の笑いを誘っていた。
※大崎洋の「崎」は「たつさき」が正式表記。
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