千原兄弟が12年ぶり単独公演、バイク事故で頓挫したライブをタイトルに

8月24日（金）から26日（日）までの3日間、千原兄弟の単独ライブ「赤いイス」が東京・恵比寿ザ・ガーデンホールで開催される。

千原兄弟がゲストを呼ばずに2人だけで単独ライブを行うのは、2006年の「15弱」から約12年ぶり。開催を決めた経緯について千原ジュニアは「昨年の1人コントライブ『1P』のカーテンコールの際、『来年は2人でやります！』とポロッと言ったときにお客さんから温かい反応をいただいたので、2人でやろうかなとは考えていました」「俺らはやりたくなったときにやるという感じで、それがこの時期だった。あとは個人的に結婚したり、子供ができたりしたので、そんなときに守りに入っても仕方がないだろという気持ちもありました」と語った。

「赤いイス」というタイトルは、かつて構想していたもののバイク事故で頓挫してしまったライブのタイトルをそのまま持ってきたものだという。ジュニアは「今回やろうとなったときに、ふとそのことが思い浮かびました」と話し、「コントの内容については、当時やりたかったものではなく、今やりたいものを作ります」と意気込んだ。

ジュニアは自分たちのコントについて「テレビで放送できないようなことをコントでする方がたくさんいる中、僕たちはテレビで見られるコントをしてきました」と説明。その上で、今回の単独ライブの構想を「時代が変わってきた。このご時世、テレビでできないようなコントもできるのかなと思っています。結婚して子供ができたことによって、今までは生臭いと思われてた下ネタも逆にできる気がします。テレビで見られないコントをいっぱいやってやろうと思っています」と明かした。

ファンに向けて千原兄弟はそれぞれ「いつもはご飯食べるためにいろいろやっているけど、本職はこれやで！」（せいじ）、「千原兄弟のコントを見たことないという人が多いかと思いますし、テレビに出ている人という認識になっていると思いますが、そんな方にはぜひ見に来ていただきたい」（ジュニア）とコメント。またジュニアは「12年前なので吉本の若手芸人も僕らのコントを見たことがないと思いますので、若手もチケットをちゃんと買って観に来てください。NSCは必須授業として、チケットを買い取って観に来てください。招待席はございませんので（笑）」と芸人にも呼びかけている。

なお本日は、千原ジュニアのライブ「1P」のDVDが8月22日に発売されることも明らかになった。