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モグライダーともしげ、何度も泣いて「ノーセンスユニークボケ王決定戦」優勝

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泣いているモグライダーともしげの背中。

泣いているモグライダーともしげの背中。

昨日2月9日、東京・松竹芸能 新宿角座にて「ノーセンスユニークボケ王決定戦」が開催され、モグライダーともしげが優勝した。

ノーセンスユニークボケ王決定戦は「おしゃれな笑いができない」「ボケたいときにひたすらボケる」という芸人たちが、自らのノーセンスぶりを競うイベント。昨日はピーマンズスタンダード南川によるMCのもと、ともしげ、オジンオズボーン篠宮、いち・もく・さん・くぼた、イワイガワ・ジョニ男、サンシャイン池崎新宿カウボーイかねきよ、永野流れ星ちゅうえい、そして初登場の虹の黄昏・野沢ダイブ禁止とWエンジンえとう窓口がやりたい放題のボケ合戦を繰り広げている。

オープニングでは、満員の観客を目の当たりにした野沢ダイブ禁止が「俺はげんしじん事務所っていうお笑いサークルに入ってるんですけど、最近のライブは虫しか来ないんすよ! 今日は人間がいるからうれしいー!」と絶叫。えとうも「出口、入口、窓口です! いよいよお笑いオリンピックが開幕します!」と元気よく挨拶したが、“開幕”の部分をやや噛んでしまったため、周りから「閉幕ー!」と囃し立てられてしまった。

イントロクイズをノーセンスに答える最初の企画「ノーセンス・イントロドン」では、永野が「越後製菓!」と回答し、さっそくノーセンスぶりを発揮。続いて、かねきよが「大島渚!」と言いながらマイクで南川に殴りかかると、周りからは「昔の暴力!」「戦場のメリークリスマス!」「すぐピアノが流れるやつ!」とひっきりなしにガヤが飛ぶ。また出題が氣志團の「One Night Carnival」に変わると、出演者たちは「俺んとこ、こないか?」の部分に合わせて次々とギャグを披露。ここでは、かねきよが「俺んとこ、こないか? 内科、外科、泌尿器科!」というギャグを放ったことで、「正解は医師団の『Hospital Carnival』である」という結論に落ち着いた。

正解が出ても、芸人たちは「(ギャグが)やりやすいから」という理由で「One Night Carnival」を何度もリクエスト。ともしげはマイクを額に立てて「ユニコーン」というギャグを披露するが照れが出てしまい、「声が小さい!」「真っ赤な顔して」「(お笑い)向いてねえじゃねえかよ!」と集中攻撃を受けることに。その後、篠宮やちゅうえいも「ユニコーン」をコピー。ここからエンディングまで「ユニコーン」は、ほかの出演者たちから数十回にわたりマネされることとなる。

なりきり企画「ノーセンス・にゃんこスター」では、南川がスーパー3助役を担当しようとするが、一同から「ウォーリーだ!」と見た目をイジられ、さらに「ウォーリーを探したいから客席に隠れて!」とムチャぶりが。南川が客席に紛れ込むと、舞台上の芸人たちは「見つからない!」「プレッシャーで帰ったんじゃない? 大事なライブだから」と言い出し、MC台を車やダンベルに見立てて遊び始めてしまう。南川が舞台に戻ってなんとか軌道修正をしようとするが、腕を組んだ姿をちゅうえいから「『トレインスポッティング』の(ポスターの)マネしてんのか?」とイジられ、そこからまた「ユアン・マクレガー」「みんなポスター貼ってたやつ。ナメられたくないから」「渋谷系も流行ってた」「ピチカート・ファイヴ」「ウゴウゴルーガ」と連想ゲーム的なガヤが止まらない。最終的に、ともしげがアンゴラ村長役を務めることになったが、縄跳びが途中で切れてパニックに陥ってしまい、縄を口に詰め込むという奇行を見せている。

次に行われたのは「欽ちゃん&香取慎吾の全日本仮装大賞」をノーセンスに再現するコーナー「ノーセンス仮装大賞」。ここでは、くぼたが箱馬やふとんばさみを使って怪獣に仮装したが不合格になってしまったため、ほかのメンバーが「なんで合格にしないんだ!」と欽ちゃん役の南川をリンチする。すると今度はくぼたが「(箱馬から)足が抜けなくなった」と騒ぎだし転倒。倒れたくぼたの手には箱馬や黒いボックスが装着され、彼が再び立ち上がると一同は「ノーセンスロボ誕生!」と大はしゃぎしていた。

日馬富士に関する一連の騒動を想像で演じる「ノーセンス・日馬富士」では、野沢ダイブ禁止が肛門から流し込んだビールを口から吐き出し、それをサンシャイン池崎が飲むというはちゃめちゃなやり取りを見せる。さらに彼らはビール瓶やリモコンを使った全力の「ユニコーン」で畳みかけて会場を盛り上げるが、このギャグの生みの親・ともしげが涙目に。周りが「なんで泣いてるの!?」「かなしげ!」と騒然とする中、ともしげは「みんながユニコーンを使ってくれてうれしいなと思って」「愛がある人たちでよかったです」と気丈に振る舞うが、すぐさま「絶対嘘でしょ!」とツッコまれた。

最後の企画「ノーセンス・クロちゃん」は、出演者たちがクロちゃんになりきりながら一発ギャグを放っていく流れに。ここではジョニ男が“怖い顔をしてかわいいことを言う”というクロちゃんのキャラクターを踏襲して「イチゴ狩りじゃーい!」「マシュマロ狩りじゃーい!」と叫んで大きな笑いを誘っていた。一方、泣いたことで一気に注目を集めるともしげは頭の上で三角を作って「ともしげだと思ったら……矢印だったー」というギャグを披露するが、永野は「『矢印だったー』って知らねえよ! みんな金払って来てるんだよ! なんでこんなの見せられなきゃいけねえんだ、親戚の子供に見せられてるみたいだわ! 」と酷評。ともしげがまた泣いてもなお「スベって泣くって卑怯だよな! 泣きたいのはお客さんだから!」と声を荒げていた。

以上のノーセンスなポイントを総合し、優勝したともしげはエンディングでも涙。かねきよが「この姿を後ろから撮ってほしい」と取材カメラを舞台上に招集し、永野は「今日のことは『#矢印だったー』『#だったー』でツイートしてください」と観客に呼びかける。ともしげは“ウィニング矢印だったー”を披露したが微妙なウケに終わり、最後はジョニ男が「ともしげ狩りじゃーい!」と叫び、ライブを締めくくった。

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