野性爆弾ロケ番組「ゲロ袋用意して観て」ロッシーはツッコミならぬ“ほっこみ”

野性爆弾が、Amazonプライム・ビデオにて配信中の冠バラエティ番組「野性爆弾のザ・ワールド チャネリング1 1/2」について語った。

ロケを中心に構成される「野性爆弾のザ・ワールド チャネリング」は今年7月より全10話で配信され、Amazonカスタマーレビューでも平均4.5点（5点満点）の高評価を受けた人気コンテンツ。今作の第1話では野性爆弾の2人がシーズン2スタートを祈願し、運気を高めるべくブラックマヨネーズ小杉、アップアップガールズ（仮）の古川小夏、“ピンク”こと彩川ひなのと共にパワースポットを目指す。

お笑いファンはもちろん、芸人仲間や松本人志も観ているという「ワールド チャネリング」。くっきーは「ドキドキするんで（松本に）観んとってくださいって言いました（笑）」と照れつつ、自身もロケ内容に手応えを感じているようで「人生ヨボヨボなって死ぬ前に、絶対ワールド チャネリングは思い出します」と思い入れが強い。1カ月ほど前に行われた撮影に気合十分で臨み、オープニングから「思いつくボケ全部やろうと思った」とアクセル全開。ゴミ箱を漁ったり、人を飲もうとしたりと、奇想天外の行動で小杉や古川を驚かせている。

暴走するくっきーを止めることなく笑顔で見守っているのがロッシー。ツッコミ役はゲストの小杉に任せっぱなしだ。ロッシーは自身の役割を「開会宣言だけですね」とオープニングのタイトルコールのみだと言い切り、「せっかく来たんでね。一緒に（ロケに）参加させてもらって、ニヤニヤさせてもらった」と述べる。くっきーによれば、ロッシーは「ツッコみではないですね。“ほっこみ”です。丸みを帯させて、“ほっこら”さす人」。そんなロッシーに読者へのメッセージを求めると、「どれもニヤニヤするんで。とあるところに行って、とあることをするんですけど、そこがなかなか。観てください」と曖昧にコメントする。具体的な見どころを聞いても「いいじゃないですか！（笑） 観てもらったら笑けますから」と語るに留まり、どんなことが起こるのか期待させた。

2人はシーズン2の始動を熱望しているが、今回は「キスで言うところの鼻頭合わせてる状態」（くっきー）。野爆にとっても、ファンにとっても「焦らされている最中」だ。前作で敢行した中尾彬と池波志乃とのロケで自信を得たくっきーは今後も大物を迎えてみたいといい、ロッシーは番組名にちなんで「世界でどこまでウケるかは試したい。海外アーティストを野爆がもてなす、みたいなこともやりたい」と意気込んでいる。野爆ワールドが凝縮したこの番組を視聴する体験は、くっきーいわく「初めて飛行機に乗る感覚」。「万全を期して観てくださいって感じですね。慣れたら大丈夫なんですけど、初めてやったら一応ゲロ袋用意して」と初見の人にアドバイスした。

ここ最近、地上波の番組やCM、企業キャンペーンへの起用など、多岐にわたる活躍が目立つ野性爆弾。「天才てれびくんYOU」（NHK Eテレ）にも出演を果たし、「（NHKには）出れへんもんやと思ってたんですけどね、野性爆弾は。『爆笑オンエアバトル』では玉転がらなかったですから」とロッシーはしみじみと回想する。「スベるのは怖くない」というくっきーに、反対に今の追い風をどう感じているか尋ねると、「今までマイウェイを歩いていたのでその道は変わらずですね。20年間ブレんかったらこれからもブレようがない。というか、ブレなアカン環境は僕らを呼ばないと思います。NHKの朝の情報番組とか絶対出れんでしょ？」と笑った。