太田プロライブ「月笑」の年間最終戦となるクライマックスシリーズが昨日12月11日に東京・イイノホールで行われ、
今年10年目の「月笑」は昨日のライブが通算100回記念で、前身のライブから数えても通算300回にあたる。クライマックスシリーズでは多くの太田プロ所属芸人がネタを披露したほか、観客投票で決まった年間ランキング上位3組の
まずはセミファイナルで火災報知器がパーマ大佐を下してファイナルに進出。ライブ終盤に行われたファイナルでは、火災報知器がクリスマスツリーの点灯式を舞台とした12月らしいコントで王座を目指す。一方のアイデンティティは田島が野沢雅子に扮するおなじみの漫才を披露し、相方・見浦と交代で「ドラゴンボール」の神龍(シェンロン)を演じたあと、田島1人が客席へ向けて演説する展開に。この漫才が会場の爆笑を誘って客席投票で294票を獲得。59票の火災報知器に大差を付けて初の栄誉を手にした。
ステージ上でアイデンティティの優勝が発表されると、田島が「この格好しただけで、こんなに変わる?」と野沢雅子ネタを始めてからのコンビの躍進に自分でも驚いている様子。ライブ後に行われた囲み取材の場では、2年前から始めたこのネタについて田島が「最初の1年はライブだけで、そこから少しずつテレビにも露出させていただいた」と話し、「優勝したのは本当に野沢雅子さんのおかげです!」と感謝の言葉を述べる。見浦も「相方に引っ張ってもらっている。リスペクトしつつも支えていきたい」と田島を立てた。
ネタ中に演説を始めたことについて田島は「集大成というか、今の心の叫びを全部、まんぜー(=漫才)の中に入れた」と説明する。来年2018年以降の展望を聞かれると「太田プロのライブでは次の何かを見せていかないといけねーな、と思ってる」と誓いながらも、「太田プロライブに本物の野沢雅子さんを呼びてえ」とラブコールを送った。「みんなの元気が届いて、オラたち優勝することができたぞ! これからもぜってー応援してくれよな!」というアイデンティティの今後の活躍に期待しよう。
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