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M-1への憎しみを優勝で回収!とろサーモン語る“糞から花が咲いた”瞬間

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「M-1グランプリ2017」で優勝したとろサーモン。

「M-1グランプリ2017」で優勝したとろサーモン。

とろサーモンが本日12月3日、ABC・テレビ朝日系列で生放送された「M-1グランプリ2017」で優勝。生放送直後に開かれた記者会見に出席した。

優勝した率直な感想を聞かれた村田は「売れてない時代が長すぎたのでまだ実感できてないですね」と、まだフワフワした様子でコメント。久保田は「ずっと予選で落ちてきていたので、どこかでM-1を憎んでるところもあったんです。でも、それを今日で全部回収できました」と感慨深げに語る。

自分の出番が直前にわかる今年のシステムについて村田は「トップバッターだけにはなりませんようにと祈っていました。3番か4番を狙っていた。だから3番目に呼ばれたときは『ラッキーだ』と思って、そこからリラックスできました」と回想。一方で久保田は「僕は1番でもいいなとは思っていました。“どうでもいいや感”に任せて自分が出せそうだったので」と覚悟を決めていたことを明かした。

記者からは「今の気持ちを誰に伝えたいですか?」という質問も。これに対して村田は「やっぱり母親に伝えたいですね」と回答。また久保田は「放送作家の樅野(太紀)さんです。ずっとお世話になっていて。『糞から花が咲くところを見てみたいからお前らに投資するわ』って言って、ずっと面倒を見てくれた。本当にありがたかったです」と感謝を伝えた。

苦渋を味わい続けながらもラストイヤーの「M-1グランプリ」で見事優勝を果たしたとろサーモン。2人の今後の活躍に期待しよう。

とろサーモン コメント

──優勝した率直な感想は?
村田:売れてない時代が長すぎたのでまだ実感できてないですね。
久保田:ずっと予選で落ちてきていたので、どこかでM-1を憎んでるところもあったんです。でも、それを今日で全部回収できたなと。あと今日は彼(村田)の誕生日なんです。
村田:12月3日の決勝にラストイヤーで初めて出られて。しかも38歳になる年だったんですよ。38歳でサンパチマイクって、何かあるんじゃないかと思ってたんですけど、本当にありましたね。

──1回戦から振り返っていかがですか?
村田:これまで何度も挫折しかけたんですけど、決勝に行けたときには本当にうれしかったですね。決勝に行くためにずっとやっていたので。
久保田:昨日の楽屋で彼(村田)が俺の目を見て「こんにちは」って言ってきたんですよ。15年間挨拶してくることなんてなかったのに。そのときに「こいつやべー状態に入ってるな」と思いました。

──優勝を真っ先に伝えたい人は?
村田:M-1の決勝に行けなかったとき、いつも母親が「ダメだったら帰ってきていいんだよ」と優しい言葉をかけてくれたんです。やっぱり母親に伝えたいですね。
久保田:放送作家の樅野(太紀)さんです。ずっとお世話になっていて。「糞から花が咲くところを見てみたいからお前らに投資するわ」って言ってずっと面倒を見てくれた。それと母親にも伝えたいですね。

──解散を考えたことは?
村田:東京に来てから本当に仕事がなくて、フローリングで四つん這いになって泣いていて、そのときに解散は何度も考えました。長渕剛の「東京」を聴きながら40分泣いて、そのあと8時間寝て、起きたら三田製麺所でつけ麺を3玉食べるっていう、そういう生活でした。
久保田:東京来たばかりのときとか、本当にむちゃくちゃだったんでね。キャバ嬢の犬の散歩をしたときとか、そういうシーンが頭によぎります。

──舞台裏で待機しているときの心境はどうでしたか?
村田:トップバッターだけにはなりませんようにと祈っていました。3番か4番を狙っていた。だから3番目に呼ばれたときは「ラッキーだ!」と思って、そこからリラックスできました。
久保田:僕は1番でもいいなとは思っていました。“どうでもいいや感”に任せて自分が出せそうだったので。

──賞金1000万円の使い道は?
村田:宮崎空港のベンチにすごく目立つ感じで温水(洋一)さんの銅像があるんですけど、そこにとろサーモンの銅像を加えたいですね。
久保田:温水さん挟んでとろサーモンを置きたいです。
村田:誰も座れなくなりますけどね。

──ネタをやり終えた時点での手応えはどうだったのでしょうか?
村田:1本目は「きたな」と思った。久保田がアドリブ入るくらい余裕があったし。2本目はワードがあまりハマらなかったところも正直あったので、すごく不安でした。
久保田:2本目は怖かったですね。あと1本目のときも、ジャルジャルがネタしてるときは貧乏ゆすりが止まらなかったし、ずっと負けコメントを考えていました。

──同期に売れてる人たちが多数いますが、その人たちに言いたいことはありますか。
久保田:汚ねえやつには汚れが集まってくるんですよ。南海キャンディーズ山里、ダイアン津田、ネゴシックス、薬局に勤めている中山功太。喜びを伝えたいです。
村田:僕の同期は天津とかレギュラーとか一発屋の人たちがいるんですけど、その人たちも一生懸命がんばってるし、僕らのことも応援してくれた。うれしい気持ちを伝えたいです。
久保田:ちなみにTwitterでは僕らの決勝進出を祝うコメントと一緒にジョイマンの写真が載ってたりしました。顔も知られてないんやっていう(笑)。「ななななー」ですわ。

最終決戦結果

上沼恵美子:和牛
松本人志:和牛
博多大吉:とろサーモン
春風亭小朝:とろサーモン
中川家・礼二:とろサーモン
渡辺正行:とろサーモン
オール巨人:和牛

最終順位

1位 とろサーモン(645点 / 1stラウンド)
2位 和牛(653点 / 1stラウンド)
3位 ミキ(650点 / 1stラウンド)
4位 かまいたち(640点)
4位 スーパーマラドーナ(640点)
6位 ジャルジャル(636点)
7位 さや香(628点)
8位 ゆにばーす(626点)
9位 カミナリ(618点)
10位 マヂカルラブリー(607点)

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