昨日2月8日、東京・松竹芸能 新宿角座にて「ノーセンスユニークボケ王決定戦」が開催され、
このライブは「おしゃれな笑いができない」「ボケたいときにひたすらボケる」という芸人たちが、自らのノーセンスぶりを競う大会。昨日は
最初は、どれだけノーセンスに大喜利ができるか競う「ノーセンス大喜利」が展開された。ここでは「蝶のように舞い、蜂のように何?」というお題に、永野が「蝶のように舞い、蜂のようにToshl」と回答。X JAPANのToshlの顔マネをしながらユラユラとステージ上を動き回り、蜂のようにほかの出演者たちの胸や脇腹を手で刺していく。
ピコ太郎の「PPAP」を自分なりにコピーする企画「ノーセンスPPAP」では、ピーマンズスタンダード南川がデモンストレーションとして基本形のPPAPを披露するが、目の前で篠宮とちゅうえいにキスをされ集中できない。「ちゃんとやってない」「声が小さい」などのいちゃもんをつけられた南川は、もう一度PPAPを踊らされるはめに。この流れは何度も繰り返され、4回目には「客席の壁に向かってやってほしい」という意味不明な要望も飛び出す。最終的に永野が南川を指差して「この人、歯がない」と騒ぎ立て、場の収集がつかないままコーナーは強制終了した。
続いては、指定されたペアが“心が入れ替わってしまった2人”を演じる「ノーセンス君の名は。」が行われる。しかし前のコーナーを引きずった一同は、依然として南川に「PPAPやれ!」と指示。南川は「4回やってんねんで!? 俺、1つのライブでPPAPを4回やってる奴見たことないわ!」と声を荒げるが“PPAP地獄”は一向に終わらず、ほかのメンバーも思い思いのPPAPを展開していく。南川は「PPAPは40分も引っ張るものじゃない!」と軌道修正しようとするが、永野は「これをもっと続けたら脳が新しいところいけると思う。ナチュラルなドラッグ。もうちょっとで飛べる。飛びたい」と熱弁。これを受け南川はPPAPをラスト1回として踊り始めたが、この時点で出演者たちは場を盛り上げる気を失っており、ただただ黙り込むだけ。ステージ上には異様な空気が流れる。
次に実施された「ノーセンス5秒スポット」は、出題者が「このあとは『ミュージックステーション』」「このあとは『笑点』」などのように番組名を言い、回答者が瞬時にノーセンスなコメントをするという企画。ここでは出題者となったジョニ男が「段ボール武者小路物語」「ペロペロキャンディ、アメリカンバイク乗りながら知らない間にどっか行っちゃった物語」など存在しない番組名を言い続け、本来ボケる側だった回答者のバッファロー吾郎Aから「もうがっかり!」と嫌われてしまった。
これらのノーセンスなポイントを総合し、優勝したジョニ男は「いやー、真っ赤な椿がね……」と片岡鶴太郎の声マネでコメント。さらに永野は鶴太郎の宣材写真のポーズを決めながら、ジョニ男の発言に合わせて口を動かす“逆アフレコ”を披露する。会場が拍手に包まれる中、バッファロー吾郎Aだけが「こいつとだけは2度とやりたくない!」とジョニ男を恨み続け、笑いを誘っていた。
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